14話 ページ14
「ふなぁ〜〜〜〜〜〜〜〜！」
ああ、遂に始まってしまった
気づいたら周りに野次馬の生徒が沸いてる
…いや誰か止めろよ！何で応援してるんだよ！
え？僕？もちろん頑張ってるよ！グリムを捕まえようとしてるの！でもコイツすばしっこいんだよ！
ユウは魔法使えないから安易に喧嘩の仲裁に入れないし僕がなんとかするしかないというこの状況
「くらえ！」
「そんなん風で矛先を変えてやれば…そらっ！」
あっ馬鹿野郎！その方向は完全アウトだよ！
『あっぶねぇ！！！』
僕は咄嗟にハートの女王の前に行き、防御魔法を張った
矛先を変えられた炎は防御魔法に弾かれて消えた
「あ"っ！…ぶなかったぁ…」
『…あのなあ！2人とも僕がいなかったら今頃ハートの女王の石像は黒焦げになっていたんだぞ！もうちょっと周りを考えろ！』
「で、でも元はと言えばコイツが…」
『でももだってもない！！』
まったく、これが学園長の耳に届いたらどうなることか…
「こらー！！！何の騒ぎです！」
いやフラグ回収早すぎだろ
「げっ…学園長…」
2人は学園長の愛のムチ(という名のお仕置)を受けた。痛そう
「先程騒ぎを起こすなと言ったばかりのはずですが？しかもAさんが守ってくれたとはいえ石像に傷をつけかけたなんて…よほど退学させられたいと見えます」
えっ？退学ってまずいんじゃ…
「ちょっ！それは勘弁！」
「ユウくんもこれではグリムくんを監督しているとは言えませんよ」
「うぅ…面目ない…」
いやでもこれユウは悪くないだろ、多分
「まったく…君、学年と名前は？」
「エース・トラッポラ…1年デス」
トラッポラね、略してトッポだ。今日から彼のことはトッポと呼ぼう
「では、3人には罰として窓拭き掃除100枚の刑を命じます！」
いや多くね？1人30枚以上やんなきゃいけないじゃん
うーん、トッポ君が素直に窓拭き掃除してくれるとは思えないのだが
「放課後、大食堂に集合、いいですね」
「へぇ〜い…」
「昨日から散々なんだゾ〜！！」
…頑張れ、僕は授業行ってくるから…
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カド松(プロフ) - 4話でチルノを思い出した（そんなことよりおうどん食べたい） (2021年1月23日 7時) (
レス) id: 8d052b9284 (このIDを非表示/違反報告)
アギロホイッスル - スペクタクルショーで散々メタスラ達を呼び出した旅芸人は私です。すみませんでした。 (2020年10月12日 13時) (レス) id: 0eb0a2954a (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - お星様が赤くなりました！ありがとうございます！ (2020年8月14日 12時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - 遅くなりましたが、過去最高6位ありがとうございます！ (2020年8月9日 20時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - 名無しくんさん» すみません、moleって色んな意味があるらしいですね…この小説では「ほくろ」という意味で使っています (2020年8月8日 23時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆゆ | 作成日時：2020年7月24日 12時
