13話 ページ13
グリムが何かブツブツ文句言ってたけどそんなのはお構い無しに僕達はメインストリートに向かった
「ふわぁ…すげぇんだゾ。ここがメインストリートか。昨日はよく見ていなかったけど、この石像は誰だ？7つあるけど、なんかみんな怖い顔」
そうか、グリムはともかくユウは違う世界の人だから知らないのか
僕？ちゃんと知ってますよ！だてに人間1年やってませんからね！
『その人はね…』
僕が1年で培った知識を披露しようとした時に
「ハートの女王を知らねーの？」
誰だ貴様。せっかく我が知を与えようとしたところを邪魔するではない！(どこぞの魔王風)
「ハートの女王？偉い人なのか？」
「昔、薔薇の迷宮に住んでた女王だよ」
ダメだこりゃ、完全に僕の見せ場が無くなった
口は挟めなさそうだし素数でも数えるか
こうして僕が素数を1021まで数えたところで
「クールだよな〜、どっかの狸と違って」
おっと？厄介事の匂いがしてきた
「ふな"っ！？」
「ぷっ…あははっ！もう堪えるの無理だ！あはははは！なあ、お前ら昨日入学式で暴れてた奴らだろ？」
『やったな、2人とも。僕達有名人だってよ』
「いや私達バカにされてるんだよ？」
「闇の鏡に呼ばれたのに魔法が使えない奴とお呼びじゃないのに乱入してきたモンスター、それとすっげえ足早いやつ！」
え？僕だけ雑じゃね？合ってるけども
「やー、入学式では笑い堪えるのに必死だったわ。で、結局入学できずに2人して雑用係になったわけ？はは、だっせー！」
いやグリムはともかくユウは入学したがってた訳じゃないしな
「にゃにおぉおう…！？」
やっぱりグリムって猫なんじゃないか？ツナ缶食べるし
それからハートマークの男はペラペラと2人をバカにしていた。え？お前もじゃないかって？いや多分僕は含まれていない…はず…
「コイツ〜〜！言わせておけば！もう怒ったゾ！」
あっやべえこれ絶対騒ぎになるやつじゃん
ほらだってもう喧嘩する流れだもん！
「グリム！どうどう！」
『そうだぞ！人間の7割は水でできてるらしいぞ！あれはただの水だ！』
「ちょっと？人を勝手に水扱いしないでほしいんですけど！？」
「水っていうならオレ様の炎で蒸発させてやるんだゾ！」
『ダメだ！逆効果か！』
これはフラグ回収する流れでは？
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カド松(プロフ) - 4話でチルノを思い出した（そんなことよりおうどん食べたい） (2021年1月23日 7時) (
レス) id: 8d052b9284 (このIDを非表示/違反報告)
アギロホイッスル - スペクタクルショーで散々メタスラ達を呼び出した旅芸人は私です。すみませんでした。 (2020年10月12日 13時) (レス) id: 0eb0a2954a (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - お星様が赤くなりました！ありがとうございます！ (2020年8月14日 12時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - 遅くなりましたが、過去最高6位ありがとうございます！ (2020年8月9日 20時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - 名無しくんさん» すみません、moleって色んな意味があるらしいですね…この小説では「ほくろ」という意味で使っています (2020年8月8日 23時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆゆ | 作成日時：2020年7月24日 12時
