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96話 ページ46

ある程度の身支度と荷物をまとめて僕達はオンボロ寮を出た



今から3日間はオンボロ寮へ入ることができない



最悪一生入れないし、イソギンチャクを生やすかもしれない



『さて…これからどうしよっか!』



「…何でちょっと楽しそうなんだゾ?」



いや別に。野宿なんてした事なかったからちょっと新鮮だなあって思って



「せめて屋根のある場所を探そうか」



屋根のある場所ねぇ、やっぱりここは保健室に忍び込むしかないのでは…



「おーい、ユウ、A、グリム!」



「ふなっ!お前達、もしかして助けにきてくれたんだゾ!?」



「んー。グリムはともかく、ユウとAが宿無しになるのは、まあ俺達にも原因はあるし?野宿して風邪でもひかれると寝覚めが悪いっつーか」



トッポもトッポなりに僕達を心配してくれてるんだな



「ローズハート寮長に話はつけてある。僕達1年生の4人部屋でいいなら雨風を凌げる場所は提供できるが…」



デュースが申し訳なさそうな顔で言う



そっか、エーデュースは僕達が女って事知ってるけど同じ部屋の他の2人は知らないもんな



「お前ら、4人部屋にさらに2人と1匹を押し込めるつもりか?」



「うちの寮は退学者も留年者もいないから常に満員状態なんだ」



「…なら、サバナクロー寮に来るか?」



…え?マジで?それレオナ先輩許してくれるの?



「え"っ!?」



「え"っ!?」



「え"っ!?」



皆驚いてる。そりゃそうだ、男しかいない寮…いや全部そうなんだけど事情を知ってる人はエーデュースとリドル先輩しかいないからそこに女2人が泊まるのは危ないんじゃないか?



「アズールとの交渉に付いていってやると偉そうに言っておいて結局何もできなかったからな。マジフト大会の時の借りもあるし、レオナ先輩達も断りゃしないだろう」



いやそれ以前の問題なんですよジャック君



「…なあ、ユウ、A、どうすんの?確かにサバナクローの方がしっかり休めるけど…」



『…いやまあバレなきゃいいんでしょ?大丈夫…だと思う…多分…』



「何かあったら俺やエースやローズハート寮長にすぐ知らせるんだぞ!」



「うん、分かった」



僕達はコソコソと話をつけた。何かあったらエーデュースかリドル先輩に知らせる、よしおっけい



こうして僕達はサバナクロー寮にお世話になる事になった

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フロイドくんが来ない - いつも楽しく読ませてもらってます。これからも頑張ってください! そして、私はフロイドくんが推しです。 (2020年9月22日 9時) (レス) id: 87ec836646 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - ちなみに私はリドル推しです (2020年9月16日 16時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - rui@1945さん» 気づいてもらう前提で書いてるので大丈夫ですよ! (2020年9月7日 19時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)
rui@1945(プロフ) - ゆゆゆさん» え?!言わない方が良かったかな?ごめんなさい! (2020年9月7日 18時) (レス) id: ba121b83fa (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - rui@1945さん» ぶっちゃけてしまうと合ってます(笑) (2020年9月7日 17時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆゆゆ | 作成日時:2020年8月8日 12時

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