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92話 ページ42

時間は夜9時、モストロ・ラウンジへ行く時間だ



中は結構綺麗で大人な雰囲気、という感じだ



「こっからはマジで敵の縄張りだ。気を抜くんじゃねぇぞ」



『そうだね……ん?』



「どうしたの…って、え?」



天井を見ると、見覚えのある照明が目に入った



何だっけあれ…最近見たような気がするんだけど…



「…ねぇ、あの照明さ、前にAがゲロった魔法石で作った照明じゃない?」



コソコソとユウが僕に耳打ちした



…ああ、そうだ!僕の胃液と唾液塗れになった魔法石で作ったやつじゃないか!…いや何かこの言い方ばっちいな



あっ、ちゃんと魔法石を洗ってから作ったからね?



見渡してみると僕が作ってフリマアプリに出品した商品がちょくちょくある



…え、マジで?もしかしてアズール先輩ってmoleさん?まさかの顧客だったりする?



『…これはまだ本人に問い詰めない方がいいね』



「うん…最後の手段にしておこう」



「あー、小エビちゃんとバショウカジキちゃん。いらっしゃい〜。それにウニちゃんも来たんだ」



フロイド先輩が僕達に気づいて僕達を招いてくれた



「だからウニじゃねぇっつってんだろ!」



「おや…これはこれは。早速のご来店ありがとうございます。ようこそモストロ・ラウンジへ。本日のご用件は?」



「…イソギンチャクについて相談があります」



「ふふふ…かしこまりました。今、支配人は別のお客様のご相談を受けておりまして。しばらく店内でお待ち頂けますか?」



…確かイソギンチャクって200人くらいいたよな?全員を解放するってなったら相当の見返りを覚悟しなきゃいけないなぁ……



「ああ、そうそう。当店はワンドリンク制です。必ず何か1杯ご注文くださいね。イソギンチャクさん。こちらオーダーお願いします」



「悪いが、ドリンクを運ぶのが先だ」



「混んでるんだし、注文くらいアンタが取れっての!」



そうか、エーデュースもここで働いているんだもんな



「イソギンチャクの分際で口答えとはいい度胸ですね」



ジェイド先輩がそう言った途端、頭のイソギンチャクが引っ張られたようだ



「いでででで!!」



「イソギンチャクを引っ張るのはやめろ!」



「僕はアズールに新人指導を言いつけられていますから。口答えする生意気な新人には躾をしなくては」



うわあ…契約しなくてよかったと心から思ったわ

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フロイドくんが来ない - いつも楽しく読ませてもらってます。これからも頑張ってください! そして、私はフロイドくんが推しです。 (2020年9月22日 9時) (レス) id: 87ec836646 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - ちなみに私はリドル推しです (2020年9月16日 16時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - rui@1945さん» 気づいてもらう前提で書いてるので大丈夫ですよ! (2020年9月7日 19時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)
rui@1945(プロフ) - ゆゆゆさん» え?!言わない方が良かったかな?ごめんなさい! (2020年9月7日 18時) (レス) id: ba121b83fa (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - rui@1945さん» ぶっちゃけてしまうと合ってます(笑) (2020年9月7日 17時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆゆゆ | 作成日時:2020年8月8日 12時

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