えっ！？メタルスライムがツイステッドワンダーランドに召喚されたって！？ぱーとつー！！

83話(深海の商人編) ページ33

時は期末試験最終日



といってもあと数分で最後の教科が終わるのだけれど



え？僕は頭がいいのかって？うーん、可もなく不可もなくってところかな



朝起きた時グリムが一夜漬けで勉強してたけど大丈夫なのかな



「そこまでだ子犬ども。お利口にペンを置いて答案用紙を前に回せ。このクラスの期末テストはこれで全科目修了だな」



クルーウェル先生がそう言った瞬間皆がテンション上げて叫んだ。いやうるせえわ



「おすわり！はしゃぐのはまだ早い。テストの結果が悪かったバッドボーイ共はクリスマス休暇を補習で棒にふることになるから覚悟しておけよ。では、解散」



うん、流石に赤点は無いかな。僕はめっちゃ勉強できるわけではないけど5段階中の4くらいはとれる人だから



「はーっ、終わった、終わった〜！」



「やれるだけの事はやった。後は結果を待つだけだ」



「ぐっふっふ！オレ様にかかればこんなテスト、チョロいんだゾ」



…なんでコイツらこんなに自信満々なんだ？デュースはともかくトッポまで真面目に勉強するとは思えないのだが



「さて、試験も終わった事だし陸上部に顔を出すか」



「んじゃ、今日はここで解散って事で」



『…あ、そうだエーデュース。アレ、忘れんなよ！』



「……あー、はいはい」



トッポが渋い顔をして返事した。以前トランプでババ抜きをしたのだが、最下位は罰ゲームをやる、という条件でやったのだ



結果、最下位はデュースになった。罰ゲームは何にするか決めていなかったのでその場で決めようとデュースを除いた3人で話し合ったのだが



ここでユウが「デュースに量産型女子メイクをしたい」と言い出したのだ。それを聞いたトッポは大爆笑。正直僕も量産型女子になったデュースは見たい



という事でデュースが量産型女子メイクをすることになったのだが、ここでトッポがデュースの事を煽りに煽りまくったのだ



煽り耐性0のデュースはすぐ頭に血が上り、「じゃあエースもやれ！どっちが可愛いか勝負だ！」と言い出したのだ



つまり、トッポにも量産型女子メイクをすることになった。トッポは当然「は！？ぜってぇやらねー！」と言ったのだが、僕とユウは「面白いからやろう」と言ったので多数決で2人とも量産型女子メイクをすることになった



ただ、この話をしたのは期末テストの2週間前。なのでテストが終わったらやろうという話になったのだ

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