えっ！？メタルスライムがツイステッドワンダーランドに召喚されたって！？ぱーとつー！！ (ページ32)

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82話(監督生のマジカメ事情) ページ32

〈No side〉

監督生はよくマジカメに料理の写真をあげている

あれ？監督生ってまだスマホ持ってないんじゃなかったっけ？と思う人もいるだろう(24話参照)

実はオイスターソースタルト事件の後、Aがちゃっかり監督生にスマホをプレゼントしていたのだ。完全に後付け設定だが許してくれ

話を戻そう。監督生はスマホを貰ってすぐにマジカメを始めた。(ちなみにアカウント名はフナ。グリムがよくふなふな言うからだそうだ)

といっても監督生はこの世界で流行っている物なんて知らない。見る専用のアカウントでも良かったのだが、折角Aから貰ったスマホなのだ

何でもいいから写真をあげたい。そうだ、料理があるじゃないか、と

とまあ、こんな経緯があって監督生はマジカメで料理の写真をあげているのだ。その結果、意外とフォロワーが増えたのだ

そのたくさんのフォロワーの中で「A」というアルファベット1文字だけのアカウントがあった。その「A」は監督生がマジカメを始めてすぐにフォローしてくれた人だ

Aは監督生のDMに「料理のレシピを教えて欲しい」と送った。その時点では監督生のフォロワーはAとAだけだったので実質Aが一番最初のフォロワーなのである

監督生は何の疑問も持たずにAにレシピを送った。その後、Aからお礼の言葉が送られた

しばらくした後、またAからメッセージが来た。お礼に何かしたいのだと

監督生はお礼なんていいですよ、と送ったもののAは絶対にお礼がしたいのだと言う。監督生はそれを疑問に思いつつも「じゃあ貴方の事について教えてください」と送った

Aからは「そんな事でいいんですか？」と返事が来た。監督生は「いいんです。2フォロワーのうちの1人は身内なので実質フォロワーは貴方だけです。だから貴方の話を少しでいいので聞かせてください」と言った

監督生は料理の写真をあげる度にAにそのレシピを送り、その度にAの話を聞いた

それから話していくうちに、お互いがNRCに通っている事が分かった。監督生は自分が周りに良く思われていない事が分かっていた。そのため、Aとのやりとりで監督生を連想させるような話はしなかった

Aはある時、「実はカフェで働いているんです。レシピをお伺いしたのも、カフェの向上を思っての事でした。」と言った

そのため監督生はAさんはカフェでバイトしている人なんだ、と思ったのだ

こういった事があって監督生は会った事もないAと一番のネ友になったのだ