えっ！？メタルスライムがツイステッドワンダーランドに召喚されたって！？ぱーとつー！！ (ページ28)

今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:78,024 hit

78話ページ28

こうして僕は朝早くからチェカ君に飛行術を教える事になった

「と、とりあえずサバナクローの誰か呼んだ方がいいよね？」

『そうだな、でもこんな時間に起きてる奴なんているか…？』

本当はレオナ先輩にすぐ連絡した方がいいんだろうけどあの人絶対寝てるからなぁ…無理に起こしたら機嫌を悪くしそう

「…あっ！ジャックは朝早くからランニングしてるって言ってたからもしかしたら起きてるかもしれない！」

『ナイス人選、頼んだ！』

という事でユウがジャックを呼んでる間に僕はチェカ君にオンボロ寮の庭で授業する事になった

ちなみにグリムはまだ眠いとか言って二度寝した

『よし、じゃあ始めるか！』

「よろしくお願いします！」

うーん、礼儀正しい。誰にでもタメ口をきくトッポはこの子を見習え

『まずは低空飛行で長時間バランスを安定させる練習だ。これができないと、高い位置で飛べるようになっても落っこちちゃうからね』

「う、うん…」

緊張してるな、まあ緊張感ないと油断して怪我しちゃうかもしれないからな

練習すること数十分、ジャックがこっちに来た

「監督生から状況は聞いた、朝食係のラギー先輩も起きてたからラギー先輩にも知らせた」

『マジで？助かるわ…それでラギー先輩は何て？』

「今すぐレオナ先輩を叩き起こすって」

…レオナ先輩を叩き起こすなんてラギー先輩にしかできないんだろうな、少なくとも僕にはできない

「ただ、レオナ先輩を叩き起こすのにめちゃくちゃ時間がかかるから時間になったらサバナクロー寮まで来て欲しいって言ってたな」

ああ…寝起き悪そうだもんなあの人…

「あ！おじたんのお友達！」

『そうだ、ジャックも一緒に飛ぼうよ』

「…箒なんて持ってきてねぇぞ」

「私のを貸すよ」

「仕方ねえ、時間までな」

よし、子守り役が1人増えた。というのもチェカ君、力加減を考えるのが難しいらしくちょくちょく暴走してたのだ

こうして練習すること数時間…

『よし、そろそろサバナクロー寮に行くか』

「おじたんに会えるの！？」

「そうだよ～、会えるよ～」

そして僕達はサバナクロー寮へ向かった