えっ！？メタルスライムがツイステッドワンダーランドに召喚されたって！？ぱーとつー！！ (ページ22)

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72話(終曲サバナクロー！) ページ22

あれから数時間が経った

ラギー先輩がレオナ先輩にユニーク魔法を使って無理やり笑わせたり、エキシビションマッチに出る事になったり色々あった

そして今、僕達は保健室にいる。何故かって？

グリムがマジフトのディスクをユウの頭にぶち当てたんだ。突然の事で僕もユウの事を守れなかった

だから今ユウは保健室で休ませている。もうマジフト大会も終わった。ちなみにディアソムニア寮の優勝である

「んっ…うぅ…？」

『おっ、やっと目が覚めたか』

「…あれっ？ここは…」

『ここは保健室。ユウはグリムが操ってたマジフトのディスクを思いっきり頭にぶつけて気絶したんだよ。覚えてる？』

「…そう、だった気がする…」

よし、何とか大丈夫みたいだ

「超ロングシュートをキメてやろうと思ったんだけどな～」

「初心者が無茶な真似するからだ」

「とにかく目を覚ましてよかった。全然目を覚まさなかったから打ち所が悪かったんじゃないかと心配していたんだ」

「てなわけでお前が寝てる間に閉会式もとっくに終わって、もう会場の撤収作業始まっちゃってるよ」

ちなみに今は夕方の5時だ

「あーあ、結局、手も足も出なかったッスよねぇ」

「噂には聞いてたけどマジでディアソムニアの寮長ハンパなかったわ」

『え？そんなに？僕ずっとユウの看病してたから見てなかったわ』

「ああ、2人とも見たらきっと驚くはずだ」

ほーん、そんなに凄かったんだ。ちょっとだけ見ればよかったな

「ぐぬぬ…来年こそはトーナメント戦に出てやるんだゾ！」

『そもそも僕達人数少ないからまずそこからだよね』

「あはは…しかも私は魔法使えないし」

こうして皆で談笑していると

「あーーっ！おじたん！やっと見つけた！」

聞き慣れない子供の声が聞こえた

…おじたん？いやそもそも君誰？迷子？

「レオナおじたん！」

「あ～……クソ。うるせぇのが来た」

…え？レオナお…おじたん？？皆も呆気に取られてるじゃないか

「レオナおじ……たん？」

「この毛玉は兄貴の息子のチェカ。…俺の甥だ」

…………………………甥！？！？！？

「ってことは、これが王位継承権第一位の…？」

…って事になるな、マジで？この子が？