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「お前はよくそんな恥ずかしいこと言えんなー!」

o「なんや〜照れてんのか?顔真っ赤やで!」

「うっせー!照れてなんかねぇしー!」

o「そーんな顔しとるとちゅーするで〜♡」



いつもこうやって俺の事を気に掛けてくれて
笑わせてくれる
大倉の優しさが凄く伝わるから気持ちがスッと楽になるんだ



ありがとな、大倉




ガタッ、




椅子の動く音がして振り向くと座っていた藤ヶ谷が立ち上がった



「ふ、藤ヶ谷…?どうした?」



真っ直ぐに大倉を見ながらこちらに向かって来る



F「大倉くん、次、俺らリハなんで、もうそろそろいいですか?」



藤ヶ谷の口から出てきた言葉は、そろそろ時間だからって、ただそれだけなのにとても冷たくて

俺と大倉を見る瞳の奥は漆黒の闇の様に真っ黒だった



o「おぉ、せやな!ひろみつまた後でな!」

「お、おう!また後で!」



大倉は楽屋を出て行った




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作者名:ゆうにゃん | 作成日時:2019年10月1日 23時

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