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「お姉さん、お姉さん、今何してんの？」
『え？いや、』
「一人？それとも待ち合わせ？」
『あの、ナンパとかいいです、』
「いいじゃん、休憩しに行かない？」
『ほんと大丈夫です…』
最悪だ、ナンパなのかキャッチなのかわからないけどかなりしつこい
こんなつっかかってくるのは多分キャッチだろう
「line交換しない？」
『や、だ』
無理矢理手に持っていた携帯を取られる
少し痛む右腕
『…っ』
目を合わせるのも怖くて下を向いていた
『あ、』
突然引かれた左腕
気が付くと誰かに肩を回され抱きしめられていた
この匂い…
頭に思い浮かんだのはひとりで
宮「あー、ごめん、こいつ俺のだわ」
「宮近の？なーんだ、俺に回してくれね？」
宮「プラベ。こいつかなり上手いからさ」
「うわ、なら普通に仕事以外で連絡先欲しいかも、
ねぇお姉さん？宮近辞めて俺にしない？」
宮「やめとけってこいつすぐ靡くから」
「はいはい、お前相当仕事回してんだから女の一人や二人いるのによ！
じゃーね、お姉さん」
全然わからない会話をしたナンパ師の人は嵐のように去っていった
宮「…なに？」
今の会話で聞こえた仕事の話だったり色々ちゃかに聞きたいことがたくさん出てきて
ちゃかの着ているジャケットの裾を握った
『少しだけ、話したい』
宮「ホテルでもいいなら」
ちゃかのジャケットを握っていた手はちゃかによって繋がれて
宮「この辺ナンパ師ばっかだから。今だけ俺のこと彼氏だと思ってて」
その言葉に無言で頷いた
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clubwonder(プロフ) - すごく続きが気になりますが、しばらく更新されていないようで残念です。 (10月14日 8時) (
レス) id: 602cdc70c7 (このIDを非表示/違反報告)
るる - とても面白い展開で続き気になります！応援してます！ (2021年4月28日 14時) (レス) id: f658ed790b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆんちゃ | 作成日時：2021年4月12日 9時
