伏黒がデレた

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『その橋行きますか』

新田「そっスね」

八十八橋に行くことが決まり車に乗り込もうとした時
武田さんが恵に話しかけた


武田さん「伏黒くん、津美紀君は元気か？」

伏黒「…はい」


ツミキ？


『ツミキさんって？』

伏黒「…姉貴」

釘崎「はぁ！？アンタ自分の話し無さすぎじゃない！？」



恵にお姉さんいたんだ。しっかりしてるから妹とか下に居そうだと思ってたけどお姉さんか。
きっと恵に似て綺麗なんだろうなー

私は車に揺れながら勝手に恵のお姉さんの妄想を膨らました





新田「着いたっス鯉ノ口峡谷八十八橋」



そこは確かに心スポの独特な雰囲気があった


新田「呪霊を確認出来次第帳を下ろすっス」




私達はその後橋を色々と見て回ったが呪霊を確認することが出来なかった




釘崎「ちょっと呪霊の呪の字も出ないじゃない」

『居ると思ったのにな〜』


お腹がすいたと悠仁の発言で私達はコンビニに移動した



新田「流行ってたのはバンジーッスよね、飛び降りるって行為が鍵じゃないっスか？」

伏黒「それはもう虎杖で試しました」

新田「え!!もしかしてあのビニール紐で飛んだんスか!?」

『悠仁は頑丈だから大丈夫ですよ』

ワンチャン紐なしで行けた？と悠仁に言うと俺のこと殺す気!?と言われた


中学生A「ああ！いたーっ！良かったー！」

伏黒さーんと2人乗りでコキコキ漕いで来たのはさっき中学校であった中学生の子で、後ろに女の子を乗せていた

中学生の子はどうやら私たちを心配して来てくれたらしい


伏黒「…藤沼？」

恵の同級生だろうか、恵や私たちにペコっと頭を下げた

中学生Aの姉らしい

その子の話を聞くとどうやらこの女の子も中2の時に八十八橋に行っていて、最近自営業のお店のアンテナショップの自動ドアがその子が帰る時だけ開きっぱなしだと言う

藤沼さん「絶対何かいるんです」


震えた声で話してくれて恐怖を感じているのが伝わってくる


『そっかぁ、自動ドアの話はいつ頃から？』

藤沼さん「丁度1週間前から1日置き位…」


被害者4人は異常発覚から亡くなるまで最低でも2週間は空いてる、まだ少し余裕はあるな…


釘崎「当時八十八橋に1人でいったわけじゃないわよね？誰と行ったか覚えてる？」

藤沼さん「あの、やっぱり何か関係が…」

そこで新田さんが藤沼さんに嘘を着いて安心させ一緒に行った人を聞き出した

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