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そしてAは俺に一呼吸つかせる気もなくまた向かってきた
尻尾を取ることだけに専念せず、拳や蹴りを使って戦う
五条「へえ格闘技も練習してたんだ」
Aは僕の言葉には反応せず殴っては蹴りを入れて一瞬の隙も与えない
五条「でもね、ここがガラ空きなんだ‼︎」
ただ一つだけAのガードする時腕の位置が下がってきてて人間の急所であるこめかみがガラ空きだった
そこの狙い思いっきり拳を打ち込んだ
怪我しちゃってもまぁ硝子に直してもらえばいいや
そんな事を思いながら入れた
スルっ
五条「おっ」
確実に仕留めたと思った。だが僕の拳は斜め上に向いていて空をかざしてきた
Aは顔の前にあるガードをしていた手の拳を交差して俺の拳を擦り上げた
いやいくらなんでも成人男性の力込めたパンチをそんな簡単に受け流すかね⁉︎
頭の上に受け流しその手で僕の手をしっかり掴み背負い投げして、うつ伏せに倒された僕の体の上に乗っかり
僕のもう片方の手と捕まってる手を背に回し拘束した
舞っていた砂の霧が消える
五条「…合格さ」
『うぉっしゃぁああ‼︎‼︎』
五条「いでぇ‼︎あの人の身体の上で飛び跳ねないでもらえる⁉︎」
あ、すいません、と言いながら僕の体を引っ張って起こして僕の服についた砂をパンパンと払うA
五条「どうしてこんなに強いのに今まで力出してこなかったんだ？」
先生悲しいって拗ねたふりをすると
『いや違うんです、私本当に昨日までは弱くて…でも色々あってこのままじゃだめだって。』
五条「うん」
『悠仁が死んでからもう自分の中で歯止めを掛けるのはやめようって決めたんです、そう決めたらなんか逆に清々しく思えてきちゃって。』
はははと苦笑いをしながら話す
五条「なるほどね、それでAの心の中に眠ってた強い力が蘇ったってことか」
『なんか不思議と力が、勇気が湧いてくるんです。
私だってさっき先生にやった事自分でもどうやったかわかんない』
体が勝手に動いたんですと言い自分の手を見つめていた
その目には希望はあるが恐怖も滲んでいた
(この子のこの力はきっと呪力からきているものだ、
今はまだ厄介でもいずれ呪術界を引っ張っていくほど強力なものになる)
五条「さぁまだまだ強くなるよ」
俺は隣に座っていたAの頭を撫でた
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亜麻 - 更新頑張ってください！応援してます！ (2022年5月3日 21時) (
レス) @page48 id: 3ecc151c1c (このIDを非表示/違反報告)
わに(プロフ) - ツバメさん» すみません‼︎^^; (2021年10月21日 16時) (レス) id: 22580cfe5a (このIDを非表示/違反報告)
ツバメ - 面白いです あの恵は虎杖と似た様な所もあるからどこか優しいけど四人を家族で当たるなら恵（長男）虎杖（次男）野薔薇（長女）夢主（次女）の順番ぽい まだとゆうか恵と"くっついちゃメ！！"ってなっちゃいます (2021年10月21日 0時) (レス) @page23 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
ツバメ - 読んでる際話方で何と無くこのキャラのセリフってのは分かるんですけどやっぱりセリフの横に名前もしくは夢主のみ「」↩︎ｺﾚから『』↩︎こっちの方が夢主と判断が付くのですが⁉︎ (2021年10月20日 23時) (レス) @page12 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わに | 作成日時：2021年10月8日 16時
