吸血鬼と私【After the Rain】 (ページ23)

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20話ページ23

『んぅ……』

目を覚ましたら、まふくんの顔がドアップだった。

『うひゃぁ！？！？』

「んぐっ！？！？」

勢いよくまふくんの顔を手で押し退けてしまった。

抱きしめられて寝てたのか。

ごめんね……。

『あ、ごめん』

「もうなんなんですか……Aちゃんの寝顔を眺めてたら寝ちゃっただけじゃないですか……。何もしてないですよ、、むむ」

『眺めた時点でアウトだなぁ……』

なんて呟いてたら、そらるさんがベンチに座って笑っていた。

「お前ら、新学期早々あんまりサボるなよw」

「むぅー、だって、僕は授業大丈夫ですもん……」

『いや、そらるさんもここにいる時点でサボりですよね？』

そらるさんは、まぁななんて言ってベンチから立ち、こちらに近づいてきた。

「んー、まぁ、まふの監視かな」

まふくんはいやいやなんて否定をしていた。

「まぁいいや、授業終わるし俺は教室に戻るね」

『あ、私も戻ります！まふくん戻ろ？』

「いや、僕はここに残ります。まだやる事があるので」

と言って、まふくんは屋上に残った。

ーーーーーーーーー

「んー、やっとAと2人きりになれた」

そう言って、空き教室へ連れ込む。

『そらるさん……からかわないでください』

「からかってないよ？血が吸いたいだけだし」

なんて不敵な笑みを浮かべてそのまま抱きしめられる。

「ん、少しだけ……ね、、？」

返事をする暇もなくそらるさんは鎖骨辺りに顔を埋める。

「ふふ、すべすべ……噛んだらどんな顔をするのか楽しみ」

ぺろ……

カプッ……

チュゥー……

『んん……やだ……はぅ……』

離れようとするが男の力に女の私が叶うはずがない。

『やっ……///』

「ふふ…吸われる感覚堪らないでしょ？もっと俺に溺れちゃいなよ？」

なんて言われ、数秒の間、そらるさんに吸われた。

『もう！そらるさんはずるいです！』

「満更でもないくせにwまふがいない時にまた吸わせろよ？」

そう言ってそらるさんは私を立たせ、教室まで送ってくれた。

♡o｡+..:*♡o｡+..:*

こんばんは！ゆゆんです！

ZIP！のまふくんとても可愛かったですね！
出たって所と、ろ、ろくな返答の所で笑っちゃいました！
可愛らしい！
いつかえてぃあで出る機会があると嬉しいですね！

それと少しお知らせなのですが、ネットの友人2人からイラストの依頼を頼まれ更新が遅れます。
ご了承ください！
申し訳ないです！