37*サンジside* ページ7
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ジジイの部屋に入るのは久しぶりだった。
今日も疲れたから早く寝たいんだけどな。なんて思ったけど、わざわざ俺を呼び止めるなんて珍しいから、何かあったのかと思って身構えた。
ジジイは部屋の奥のベッドに腰をかけ、俺にも部屋の椅子に座るよう促した。
俺は足のつかない椅子に登って座ると、ジジイがチラリとドアの方を見て一言呟いた。
「………お前は、Aが何者でも受け入れる覚悟があるか？」
予想外のジジイの言葉に思わず拍子抜けした。
まさかAの話だとは思わなかったし、…そもそも何者でもってなんだよ？
そう思って、ジジイに問いただそうとした時だった。
「………Aが何者でも、受け入れられるか？」
二度目のその言葉に、俺は痺れを切らした。
「…っさっきからなんだよ！
人を試すような言い方しやがって…！！
まるでAが化け物みたいに言うじゃねぇか！！」
ジジイも俺の考えていることを察したのか、一つため息をついて俺に一枚の新聞を差し出した。
「Aのことだ」
ジジイの言葉に、俺は差し出された新聞を受け取る。
そこには数ヶ月前、イーストブルーのとある一国が潰えたという記事が書き込まれていた。
スラマナル王国滅亡の文字と、A王女とその国に伝わる伝説の銀槍の行方を追っているという文字が目に飛び込んでくる。
見間違えかと思った。
A……王女だと？
言葉を失った俺に、ジジイが更に一言呟いた。
「Aは伝説の銀槍を眠りから起こして一国を滅ぼした、そしてその国の王女だ」
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chibeone1(プロフ) - ゼフさんの女の人に対する考えが原作と矛盾してる (2022年8月21日 15時) (
レス) @page9 id: f1bf3824f6 (このIDを非表示/違反報告)
柚々鵙(プロフ) - サキさん» サキ様コメントありがとうございます…！そう言っていただけて感無量でございます(；；)是非とも移行先でも楽しんでいただけると嬉しいです……！ (2022年6月19日 23時) (レス) id: 5c0d7b263a (このIDを非表示/違反報告)
柚々鵙(プロフ) - めがねさん» めがね様！コメントありがとうございます( ;ᯅ; )シンプルどスレートなお言葉すっっごく嬉しいです！！！！！また移行先もぜひぜひお楽しみください！ (2022年6月19日 23時) (レス) id: 5c0d7b263a (このIDを非表示/違反報告)
サキ(プロフ) - パート2完結お疲れ様です!!とても楽しく読ませて頂きました…パート3も楽しみにしています…!! (2022年6月19日 20時) (レス) @page31 id: 576a59e518 (このIDを非表示/違反報告)
めがね - 好きです！！！！！ (2022年6月19日 20時) (レス) @page31 id: fb17854a1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚々鵙 | 作成日時：2022年6月8日 22時
