36*サンジside* ページ6
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「サンジくん！見てみて！これ！！」
「なんだこれ？チョコ…ケーキ？」
「うん！ザッハトルテって言うの！
普通のチョコケーキと違ってね、苦味があってちょっと大人味なんだよ！」
「へーえ」
あれからAはバラティエのパティシエとして働くようになった。
パティとかカルネはAに甘くて腹立つけど、Aが馴染めてそうでよかったなとも思った。
今ではこうやってAが新作のスイーツを試作する度に俺が味見するというのが日課となっていた。
「えへへ、サンジくんの意見が聞きたいの」
ザッハトルテを口にした俺にそう言うAは無邪気だった。
そんなAが少し気になっていることに気がついたのは、つい最近のことで。
今日だって、こうやって俺が味見として特別扱いされてる事に嬉しく思う自分もいる。
「………いいんじゃねぇの、美味い…」
「…！ホント！？
これゼフにも提案してみてもいいかな！」
「…………あのジジイ厳しいぞ」
「…うぅ、そうだよね〜……」
肩を落とすA。
俺の口の中のザッハトルテは、甘くて苦味を感じるまま溶けていく。
「んふふ、みんなにも食べてもらおっと！
サンジくん、意見ありがとう！！」
「…おぅ」
Aがザッハトルテの載った皿を持ってどこかへ走り出す。
多分みんなの控え室にでも持っていったんだろ。
俺も自分の部屋に戻ろう。
そう思ってキッチンを出ようとした時だった。
「………………チビナス、話がある」
いつの間にかキッチンにいたジジイに呼び止められた。
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chibeone1(プロフ) - ゼフさんの女の人に対する考えが原作と矛盾してる (2022年8月21日 15時) (
レス) @page9 id: f1bf3824f6 (このIDを非表示/違反報告)
柚々鵙(プロフ) - サキさん» サキ様コメントありがとうございます…！そう言っていただけて感無量でございます(；；)是非とも移行先でも楽しんでいただけると嬉しいです……！ (2022年6月19日 23時) (レス) id: 5c0d7b263a (このIDを非表示/違反報告)
柚々鵙(プロフ) - めがねさん» めがね様！コメントありがとうございます( ;ᯅ; )シンプルどスレートなお言葉すっっごく嬉しいです！！！！！また移行先もぜひぜひお楽しみください！ (2022年6月19日 23時) (レス) id: 5c0d7b263a (このIDを非表示/違反報告)
サキ(プロフ) - パート2完結お疲れ様です!!とても楽しく読ませて頂きました…パート3も楽しみにしています…!! (2022年6月19日 20時) (レス) @page31 id: 576a59e518 (このIDを非表示/違反報告)
めがね - 好きです！！！！！ (2022年6月19日 20時) (レス) @page31 id: fb17854a1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚々鵙 | 作成日時：2022年6月8日 22時
