【暗殺教室】わたがしより甘い時間を 3

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Aside









期末テストの後には程なくして終業式。先程までE組を代表して磯貝くんと浅野くんが例の賭けの事について話していた。








それが終わると、E組のみんなはぞろぞろと整列し始めた。








磯｢カルマ、珍しいな。お前が全校集会来るなんて｣









業｢だーってさ。今フケると逃げてるみたいで何かやだし｣







『ふふっ………』








殺せんせーに言われた事、やっぱり気にしてるんだな。反省しているのかもね。









終業式はつつがなく続き、校長の挨拶。







校｢えー、夏休みといっても怠けずに。






え…………E組のようには、ならないように………｣






気まずそうに言う校長。いつものE組いじりもウケが悪い。







エンドのE組がトップ争いをしたから。そしてA組と賭けをして勝ってしまったから。








今日ここに殺せんせーはいなかったけど、私達は前を向いてたっていられた。









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殺｢1人1冊です｣







『え重い…………これ持って帰れるかなぁ』







速｢だね………｣









殺せんせー恒例の過剰しおり。アコーディオンみたいなそのしおりはカバンに入りきらないサイズだ。









殺｢さて、夏休み皆さんにはメインイベントがありますが…………君達の希望だと……｣







磯｢はい。触手を破壊する権利はここでは使わず合宿中に行使します｣









殺｢触手7本の大ハンデでも満足せず、四方を先生の苦手な水で囲まれたこの島を使い、万全に貪欲に命を狙う。








正直に認めましょう。君達は侮れない生徒になった。｣








頭を搔く仕草をする殺せんせー。何処からか紙と赤ペンを用意し、マッハで何かを書いた。









殺｢親御さんに見せる通知表は先程渡しました。これは標的(先生)から暗殺者(あなたたち)への通知表です｣









ばっと撒き散らした紙には、めいいっぱい大きく書かれた赤い二重丸。先生からのこの3ヶ月の嬉しい評価だ。









殺｢一学期で培った基礎を存分に活かし、夏休みも沢山遊び沢山学び、そして沢山殺しましょう！









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椚ヶ丘中学校3年E組暗殺教室、これにて終業！！｣

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