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Aside
『カルマ、下ろして…！？』
業｢足に力入んない人が何言ってんの｣
お姫様抱っこをされ、そのまま移動している私達。恥ずかしいったらありゃしない。
6階のバーフロア前に着くと、ようやく彼は下ろしてくれた。
律の説明によると、VIPフロアへの階段は鍵がかかっている為中からそれを開けなければならないそう。男子が行くと目立つかも………という事で、女子が行くことになる。
それを聞いたカルマは、明らかに不機嫌になる。
業｢えー………本当にA行かなきゃダメ？｣
『どうしたの急に………みんな行くのに私だけ行かないは無いよ』
理由を聞くと、変な輩に彼女を触られたく無いのだとか…………わ、私だって、カルマ以外に触られたく……ないもん。
すると何かを思いついたカルマは、渚くんを女装させて連れて行こうと言い出し、私の首に顔を寄せる。
『ちょ、カルマ………？ひゃう……！』
首に唇を近づけたかと思うと、暫くそのままキスされる。カルマが離れる頃には、首元にくっきりと赤いしるしがついていた。
不｢おおっ……！キスマーク！｣
『な、何してんの！？』
業｢これで男が寄ってくることもないでしょ｣
先程と打って変わり上機嫌なカルマを見て、溜息しか出てこなかった。
.
.
不｢ほら渚くん、ちゃんと前出て守らないと！｣
渚｢無理……！前に立つとか絶対無理！｣
『諦めて………男手は欲しいけど、こういうとこ男にはチェック厳しいんだもん』
不｢作戦なんだから〜｣
渚｢本当に………？｣
律｢本当です！｣
渚｢律まで！｣
プールサイドに脱ぎ捨ててあった服をたまたま見つけ渚くんに着せると思ったより似合っていて。
女装渚くんを少しからかいながら進んでいった。
不｢は〜やだやだ。こんなふけつな場所さっさと抜けたいわぁ｣
『その割に楽しそうだよねゆづ(笑)』
｢ねっ｣
何処からか飛び出してきた男の子が渚くんの肩を叩く。金があるから何でも奢ってあげるなど言っているが………
片｢はい渚、相手しといて｣
渚｢片岡さん！？｣
涙ぐみながら男の子と歩いていく渚くん。ごめんね、と心の中で謝りながら私達は先へと進んでいった。
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*misaki* - いつもワクワクしながら見てます!更新頑張ってください!応援してます!^_^/ (2018年9月22日 18時) (
レス) id: 0257e44346 (このIDを非表示/違反報告)
ピンク(プロフ) - 面白い！夏休みのお泊まり最高ですね〜！ (2018年9月17日 22時) (レス) id: 72903dbb50 (このIDを非表示/違反報告)
朧 - スッゴい面白かったです！新しいもの書きたい欲に惑わされずに、最後までかいていただければ嬉しいです！よろしくお願いします！待ってますね！ (2018年9月17日 20時) (レス) id: f7aedc391d (このIDを非表示/違反報告)
氷香 - とっても楽しく見させてもらってます！更新頑張って下さい！！ (2018年9月11日 18時) (レス) id: 17f2b1b5a9 (このIDを非表示/違反報告)
モモ - とっても面白くて毎回楽しみにしています！更新頑張って下さいね(^о^)/ (2018年9月8日 15時) (レス) id: 6b7c6cf5a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuyuka | 作成日時：2018年9月8日 13時
