【暗殺教室】わたがしより甘い時間を 3

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カルマside









ちょうど渚くんからも連絡があったから、一緒に学校へ行った。女子は浴衣なのに男子みんな私服だよねー、と話していると急に殺せんせーが現れて全員分の浴衣を用意され、早着替えさせられた。









俺のはドクロ柄の浴衣。今時こんなのもあるんだね〜。









暫くすると、女子がちらほらと集まってきた。









杉｢神崎さん！｣






神｢杉野くん｣








浴衣姿の神崎さんを見てテンションMAXの杉野。よくよく見ると岡島が興奮した目で周りをキョロキョロしていた。…………そんな目でAを見たらその目を潰してあげる。ほんと。









渚｢茅野達来ないねー｣







業｢だねー。集合時間過ぎてるって｣









人にあれだけ言っておいて自分は遅れるってどうなの〜とか思っていると、やっとゾロゾロとやってきた。









中｢いやー、浴衣でこの坂はキツいわ｣







茅｢汚さないように必死だしね(笑)おーい渚〜！！｣








渚｢茅野！｣








渚くんは茅野ちゃんの方へ走っていって話し出す。それと入れ替わるようにこちらに小走りで来たのは、大好きな彼女だった。









『カルマ〜………わわっ！』







後ちょっとという所でつまづいて転けそうになるAの腕を引っ張る。彼女が顔を上げると思ったより近くて驚いて離れた。









業｢ほんと危なっかしいよね、A｣







『仕方ないでしょ今日は。浴衣歩きづらいのに走るなんて無理だよ(笑)







桃花、から聞いたんだけど………赤系の浴衣が似合うって言ったのカルマなんだってね。








…………どう、かな』









矢田さんに聞かれた時、確かにそう答えた。だって赤俺の色だし。ただの独占欲で即答しちゃったけど……………









もう一度、Aをじっくり見る。髪は三つ編みでお団子にされ、簪もさされている。






独占欲で選んだ浴衣も…………凄く似合っていた。









業｢………綺麗。凄く似合ってる｣







そう言って笑顔を浮かべると、Aもはにかんだ。









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殺｢全員揃いましたね？それでは3年E組の夏祭りを開催します！！｣

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