LOVE STORY ｡・:＋° CM's STORY 6

ダメかも ページ26

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会社に着いて、

いつものエレベーターに乗り、いつもの階で降りて

通路を歩いて端っこにあるいつもの部屋に入る。




ふぅ……


昨日の、チャンミンくんの話を心の中で整理した。
(途中キスの悩みでごっちゃになっちゃったけど)


ちゃんと夜中ずっと考えた。



いつものデスク、サンプルのトルソーや資料、
ごちゃっとした棚の上とか、
みんなのデスクと、大きな丸テーブル

ここから見える景色のいい大きな窓。


ジェジュンさんの部屋へと繋がるドアと、
ガラス張りの壁の中、みんなでいつも会議するテーブル。



改めて、見渡すと……


また、心臓が押しつぶされるくらい痛い。



だめだよ、まだまだ、この先も一緒にいたい。

ここに、ここで私は……全てをかけて、成長してきたから。







泣くのは早い。

諦めるのは嫌。





美紀「おはようAちゃん！……て、顔どうした？」


「美紀さん……」



やば、涙腺が。


みんな知ってるんだもんね。

美紀さんも……。



美紀「なぁによー！やめてよー！そんな顔されたら……」



私の顔で察してくれたのか、美紀さんもうるうるし出す。



YC「ちょっと(笑)朝からなにしてんすか」


美紀「ユチョンくん〜、だってAちゃんがさぁ……」


「ご、ごめんなさい！」


YC「そんな顔、ジェジュンさんに見られたらやばいだろ(笑)
聞いたんだ、チャンミンくんに。」


「う、うん……ごめん、急にきちゃって……昨日から涙腺がバカなの。」


美紀「あーー、メイクなおしてくる！」




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YC「んで、昨日はずっと泣いてたの？」


「……うん。だけど大丈夫！
私も覚悟きめたから。
みんなと一緒に、最後の最後まで自分の出来ること、する」


YC「んじゃ、もう職場では泣くな(笑)
みんな諦めてない。」


「うん、ごめん」


YC「いや、俺だってキツイから。
それもみんな、同じだし。」





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チャンミンくんが出勤してきて、
私の顔を見て、呆れたように笑った。



反省……。


チャンミンくんが私になかなか言えなかったのは
きっと私が、感情を隠していられないと思ったからかも


泣くのは無し！うん。




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JJ「おはよ！」




ほら、
ジェジュンさんの顔見たら、また目頭熱くなっちゃう。



JJ「え？！どしたの？」


「昨日泣ける映画観て……」


JJ「そんなに？何観たの？」


「……た、タイタニック」


JJ「名作だね(笑)」




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