繋がった ページ42
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雪はまだアスファルトを濡らすだけで
積もってはないけれど
屋根や車の上は積もってる。
透明のビニール傘も、雪で白くなってる。
・
結局、ジュンスは私を家まで送ってくれた。
JS「ここ？」
「そー！ここの3階の真ん中！」
・
・
「………あの、さ」
JS「ん？」
「さらーっと、なんか……好きだって言ってくれたけどさ
ジュンス。
私は……ガチだから！」
JS「え？」
そう、ガチで！
「多分ね、ジュンスは友達の延長で……きっと
私といて楽しくて、好きになってくれたのかもしれないけど。
私にとってそれは願っても願っても叶わないと思ってたくらいの幸運っていうか(笑)
ものすごーい、幸せなことなので。うん。
やっぱ違うかなーは、絶対ナイから。
付き合ってみて、やっぱなんか上手くいかないな、とか
違ったなー、ってなるような
そういう気持ちじゃないから、私。」
JS「…………」
「そういうことだから！
重たいかもしれないけど(笑)
そのつもりでいて欲しいなーって。」
JS「違うよ」
「……え？」
JS「友達の延長で、何となく、みたいな気持ちじゃないよ」
「…………」
JS「もちろん、ずっと友達だったけど。
Aを元気にしたいし、笑顔にしたいし。
Aが好きだな、って思ったら全部バーーーって！
繋がった気がしてね？」
「繋がった？何が？(笑)」
JS「よくわかんないけど(笑)
これからの人生？(笑)
想像すると、未来が楽しくなってく感じ？
明日がもっと、楽しくて頑張れる。」
「…………」
JS「好きだってことだよ、Aが。
すっごい好きってこと。
伝わるかなー……(笑)」
ポロポロと、涙が流れる。
JS「わー、泣くのダメだって。」
困り顔だけど、優しく笑うジュンス。
思いっきり、ぎゅぅーって抱きついた。
JS「知らないとこもたくさんあったんだね
泣き虫だったんだ？(笑)」
「………うん、しかも結構甘えるし、やきもちやきだよ(笑)」
傘を持ってない方の手が
優しく私の頭を撫でる。
こんなふうに、触ってもらったこと無かったな……
本当に変わったんだ、私たち。
見上げると、
涙はすぐに、外気に触れて冷たくなって。
濡れた頬を冷えたジュンスの指が拭ってくれた。
私が背伸びしたのと、
ジュンスが首を傾けたのは、ほぼ同時だったよね。
.*･ﾟ .ﾟ･*.
続く
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yuyu(プロフ) - ひろ子さん» わぁ！いいですねー！BGMにぴったり！♪ (2022年2月5日 21時) (
レス) id: a7961dfcbd (このIDを非表示/違反報告)
ひろ子(プロフ) - 読んでたら頭の中でBoAのメリクリ流れてきた！ (2022年2月5日 11時) (レス) @page42 id: 96563d978c (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - まこさん» 1215倍！！ww そりゃすごい！けどきっとそうだ！ふふ。やっとジュンスつかまえたーっ！そろそろ終わりな物語ですが、ジュンスに好きって言わせたい(笑) 次作楽しみにしてます←プレッシャー (2022年1月31日 17時) (レス) id: a7961dfcbd (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - だー！リアルじゅんちゃん、ドラクエみたいに『ジュンスがあらわれた』みたいに怒涛のコメ返しちゅー1215倍好きです←うざくてすいません。更新ありがとうございます。私の次作は迷走ちゅーw (2022年1月31日 1時) (レス) @page40 id: c043fdfdb9 (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - まこさん» そりゃー好きだろーって？w ラブなの？ライクなの？って話ですよこちとら← (2022年1月29日 11時) (レス) id: a7961dfcbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuyu
| 作者ホームページ：https://twitter.com/6y0u0y2u?s=09
作成日時：2016年4月6日 12時
