花束 ~JJ~ ページ18
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｢あの、先程は大変申し訳ございませんでした……｣
パウダールームに行った茉莉を待つ間にさっきのスタッフの女性に声をかけられた。
JJ｢いえ、大丈夫ですよ、気にしないで下さい｣
また、大丈夫です、って言ってから気付く。
｢………お連れ様に大変失礼をしてしまって。｣
JJ｢いえ、あなたにも怪我が無くてよかったです。
あ……あの。｣
｢はい｣
JJ｢このたくさんの花、パーティーが終わったらどうするんですか？｣
｢………え？｣
JJ｢あー、すいません、突然(笑)
すごく綺麗で。こんなにたくさんあるから、
この後どうするのかな、ってさっき思ってた所だったから。｣
｢そうですね、一部はきっとホテルに飾ると思いますが……処分するものもあると思います｣
JJ｢そうですよね、飾られるためにここにいて。
捨てられたら可哀想だなって……｣
｢申し訳ございません、そうですよね｣
JJ｢謝らないでください！(笑)
すいません、こんな話して。｣
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茉莉が戻ってきて
もう帰ろう、と言った。
帰り際、
お詫びの品と一緒に、出口で紙袋に入った花束を渡された。
｢………お手荷物になってしまいますので
お受け取り頂かなくても構いませんが！
もしよろしければ、お持ち帰りください。｣
JJ｢さっきの話、したからですよね。
いいんですか？頂いても。｣
｢…………さっきの話って？｣
JJ｢花の話、俺がしたから。
パーティーが終わってすぐに捨てられたら可哀想だな、って。
頂きます。ありがとうございます。｣
受け取った俺に、少し安堵したように笑ったその人は、もう一度茉莉に頭を下げた。
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電車の中、
茉莉と、俺の間。
飾る場所が変わっても、変わらずに綺麗に咲いている花束があって。
ふっと、肩の力が抜けたような
不思議な感覚になった。
変わらなくても、いいのかもしれないな。
それが、大丈夫か、そうじゃないかは
自分しか、決められない事なんだ。
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yuyu(プロフ) - alexisさん» アレさん！ありがとうございます^^ 緩やかHappyendを迎えて、yuyuも嬉しく思います！手遅れじゃなきゃオールオッケー！いい言葉。やり直しは何度でもオッケーです。そこに気持ちが前を向いてたらいい！幸せの形はそれぞれ、ですので☆ (2020年10月9日 0時) (
レス) id: 9d76bf7c73 (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - 環琉さん» 環琉さん！ありがとうございます☆ ジェジュンらしさ、光ってましたか？嬉しい！^^ こんな時に妄想小説なんて読みたいかな？と思ったりしましたが、こんな時だからこそ？必要なのかも？ですね！新作も浮かんではいますww←脳内花畑です (2020年10月9日 0時) (レス) id: 9d76bf7c73 (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - みぃなさん» みぃなさーん！お久しぶりです！ありがとうございます☆今年は会えなくて…ファン活も寂しいものになりましたが…。いつでも頑張ってくれている推し達にありがとう、を言いたいです^^ みぃなさんもお元気でいて下さい！ (2020年10月8日 23時) (レス) id: 9d76bf7c73 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - yuyuさん» ありがとうございました！そうですねーいいんです！緩やかに、ゆるやかにハッピーエンド！ただ、時間がかかっても手遅れじゃなきゃ、オールO.K.です！ジェジュンには幸せでいてほしいんです！守る人が少ない中で頑張ってる彼が見出せる安息の場所 (2020年10月4日 14時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
環琉(プロフ) - yuyuさんありがとぉございました^ ^ ジェジュンらしさが光った物語でした。 妄想が中々ふくらまないと難しいですがまた新作待ってます！好きだなぁやっぱりyuyuさんの書く世界( ´ ▽ ` ) (2020年10月4日 11時) (レス) id: 05723f9dff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuyu
| 作者ホームページ：https://twitter.com/6y0u0y2u?s=09
作成日時：2018年12月4日 12時
