君に会いたい ~jaejoong~

変わった ページ34

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私の部屋に帰ってきて


帰りにスーパーで買った食材を冷蔵庫に入れた



｢簡単なものしか作れないけど、
大丈夫？｣


大和｢うん、何でもいいよ。｣


｢お風呂沸かそうか、先に入ってて？｣


大和｢いいよ、後でで。｣




小さな部屋、キッチンから見えるその空間に、
二人……。








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二人でテーブルに並んだ料理を食べる。

何でもない会話をしながら
タイミングを伺って、時間だけが過ぎた。






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・






｢………ねぇ｣


大和｢ん？｣


｢………大和は、私と一緒にいて幸せ？｣


大和｢何言ってんだよ、決まってんじゃん(笑)｣


｢私が、幸せだなって思う事ってなんだと思う？｣


大和｢………｣





手が止まって、


この先、何を話そうかって……考えたんだけど




大和｢そういう回りくどい会話好きじゃない。
Aは俺といる時が一番幸せだろ？

他に何かあるの？｣




｢ごめん、だけど……これから先の事
大和は考えてくれてるじゃない？

だからもう少しね、お互いに
理解したいな、って思ったの……｣



大和｢理解って？Aの事はなんでもわかるから安心してよ(笑)

最近忙しくて、うまくいかないこともあって…

ごめんな、甘えられるって事だよ。

Aしかいないからさ？俺には。｣





｢…………｣




大和｢そんな顔すんな……｣



｢え？｣




大和｢………ずっとそばにいてよ。｣




｢だから、そのためにも話そうって……｣

大和｢何を話すの？
一緒に住む家の話？
結婚の日程？｣


｢………そうじゃなくて。｣



大和｢何がそんなに不安なんだよ、
最近、ずっとそんな顔してる……

話すことは無いよ、これからもAといるんだし、時間はいくらでもあるだろ。｣



｢………私の話、聞いてくれないんだね
変わっちゃったの？｣



大和｢変わったのは、Aだよ。｣




………私？





大和｢俺を不安にさせるな……
余計な事、考えさせないでよ｣





抱きしめられた腕の中で


ずっと、考えた。





変わってしまった大和に、寂しくて苦しくて

前みたいに戻りたいって思ってたけど。


私も、たしかに変わった。




だから、大和は……


私といると、不安なのかな。




愛情は、
過去ばかり見ていたから
いつの間に形を変えてしまったのかな。




この時から

私の中で終わりが見えていたのかもしれない。



だけど、もう一つの感情に
甘えて頼っている事に、苦しくなったの。

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