(夕暮れの渡り廊下~YC~） ページ34
二ヶ月以上会ってなかった君は、オレから見たら、何も変わっていなくて
君の中で変わったことは、あるんだろう。
だって今は、ジェジュンさんの恋人、なんだから
だけど、オレ、おめでたいのかもしれなけど
こうして会って普通に話をしてると、まるで時間が巻き戻ったみたいで
君と一緒の時のオレは、オレらしくいられて
君も……そうなんじゃないかな、って、感じてしまう。
時計を見ると、5時20分
YC「そろそろ時間だから、出ようか」
「…うん」
その返事と表情すら、淋しさを表しているように感じてしまう。
・
ラウンジを出て、二人で歩き始める。
お互い前を向いて、無言で。
一号館への渡り廊下に来た時、街の薄暗い夕暮れ時のオレンジ色の光が差し込む。
「きれいだね…」
なんとなく立ち止まってガラス張りの外を見てそうつぶやいた君の横顔を見る。
YC「…じっとして？」
「え？」
YC「目に睫毛が入りそう」
瞼の下に、長い睫毛が一本、中に入りそうになってて
オレは少し顔を近づけてそっとその睫毛を取る。
君は、驚いた顔をしていたけど
YC「ほら」
人差し指にくっついたそれを見せる。
「ほんとだ、ありがと。でも貴重な睫毛、悔しい！」
YC「なんで？」
「だって女の子は睫毛たくさんついててほしいじゃん？一本でも抜けたらもったいない！」
YC「(笑)まだたくさんついてるから、だいじょ…」
・
その時、君の向こうにいる人物に、オレの視線は止まる。
……あいつだ
キム・ジェジュンだ
あいつは、オレたちを見ていた。
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yuyu(プロフ) - ももさん» ももさん、見つけてもらえてうれしーですっ！(；▽；)今ちょっと更新止まってますが！また近々！ユチョンくんの切なさとジェジュンさんの気持ちに寄り添うと...どっちに転んでも切ないお話ですが...見守って下さいねっ！ありがとうございます！ (2017年11月15日 17時) (
レス) id: 419c4fb267 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - はじめまして。すごく面白くて一気に読んでしまいました。ユチョンくんの気持ちを考えると切なくて泣きそうですが、ジェジュンがこれ以上悲しい思いをして欲しくないです！つづきを楽しみにしてます。 (2017年11月15日 15時) (レス) id: db41de8f71 (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - しおじろうさん» しおじろうさん！ありがとうございます(^ ^) ユチョペンさんには辛い展開...(TT)結末は...たくさん悩みました...。どちらのパターンもいいなぁって思うんですけど...んんんん。皆様の納得いくラストするって難しいですよね！(；；)たくさんのパターンがあったいいかも！ (2017年10月15日 22時) (レス) id: 419c4fb267 (このIDを非表示/違反報告)
しおじろう - ユチョペンなのでユチョンが悲しい結末は…ですが、もしももしもなんですが…yuyuさんとリオさんで結末が意見分かれたとしたならば、両方読んでみたいなぁとふと思ってしまいました^ ^ (2017年10月14日 18時) (レス) id: aaa601320e (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - こばとんさん» ありがとうございます(^ ^)私は全然忙しくないんですけどねっ！ｗ 丁寧に書きすぎて...だけど読者様が読み取って下さるのでこちらこそ感謝ですっ(；；) ジェジュンさん、ユチョンくん...一度でいいから二人の間で揺れてみたい...yuyuはジュンスを選びます←ガチ！ (2017年10月14日 1時) (レス) id: 419c4fb267 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオ×yuyu
x他1人 | 作者ホームページ：https://twitter.com/6y0u0y2u?s=09
作成日時：2017年8月6日 9時
