ジェジュンの背中 ページ35
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・
時計の秒針の音も
シーンと、音のない部屋の中も
やっぱり全然違ってて。
後ろ向きで、立ち止まってたまま
ここに取り残されてた私の元に
今、引き返してくれたジェジュン。
｢…何から、話せばいいかな。
やっぱり自分のことを話すのは苦手だな。
あ、写真集、届いたよ。
ありがとう…｣
JJ｢よかった、何回も住所見直しちゃった｣
｢大丈夫、ちゃんと届いてた｣
・
ソファーに座ったジェジュンと、
ピアノの椅子に座ってる私。
その間にある距離は
詰めること、できない距離だと思ってて。
今も、それは思ってる。
｢アルバムもね、聞いたよ？｣
JJ｢ほんと？｣
｢うん、聞いた。
ジェジュンの声も…ちゃんと届いてたよ？
遠くにいたけど、私はちゃんと、
ジェジュンが発信してたもの、受け取ってた。｣
JJ｢そっか、うん…嬉しい｣
｢私も同じ時間を、ちゃんと過ごしてたよ｣
ゆっくり、頷いて
笑った。
JJ｢…そっか、Aの姿は見えなかったけど
ちゃんと、届いてたんだな｣
｢……嬉しかったよ、本当に。
あのね、前は少し…嫌だったの。
どんどん前に、消えちゃうみたいに
歩きつづけるジェジュンのこと…
頑張れ、って思う反面、羨ましくて
寂しくて、嫌だった。｣
JJ｢……｣
｢ひどいやつだよね…ごめん｣
ジェジュンは、黙って
首を横に振って
微笑むから…
その顔が優しくて。
ぎゅぅ、っと
自分の中だけでしか聞こえない
苦しい音が、聞こえた。
｢今は、違うよ？
このアルバム聞いたら
本当に、素直に心から
ジェジュンが自分の道に戻れたんだ、って
嬉しくなった｣
・
だから
｢私も、そうしたいな。｣
JJ｢うん｣
｢ちゃんと、歩きたい｣
JJ｢一緒には、だめなの？｣
｢……私遅いから、歩くの
すぐに見えなくなるよ、ジェジュンの背中｣
・
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yuyu(プロフ) - yucapさん» ありがとうございます^^* yuyuのお部屋はいつも癒しほっこりなお茶を用意してお待ちしてますよ（笑）そう言ってもらえると書いてたかいがあったなー♪ うん、また書くよっ！yuyuはゆかぴちゃんのとこのジェジュンさんに惚れてるからーへへへ。 (2016年8月3日 8時) (
レス) id: 419c4fb267 (このIDを非表示/違反報告)
yucap(プロフ) - 遅ればせながら、今頃読みましたー。ツクールにも久しく入ってなくて。でもやっぱりここはいいな。癒される。。そしてやっぱりyuyuちゃんの描くジェジュン好きだなぁーと思いながら読みました。あー！ジェジュンに会いたい。また書いてーｗｗｗ (2016年8月3日 0時) (レス) id: d9567b625a (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - alexisさん» いつも指は変です（笑） 本文誤字ってたらこっそり教えてください（笑） よし、元気だしてまた妄想します♪ (2016年7月30日 17時) (レス) id: 419c4fb267 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - yuyuさん» ぷぷ！yuyuさまも指が…( ´艸｀) はい！じぇひ！また、書いていただけたなら！嬉しいかぎりでつ！♪♪♪ (2016年7月29日 21時) (レス) id: aa01b62d1d (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - 暁子さん» 暁子さん遅くなってごめんなさい！まとめ読みありがとうございます(；；) yuyuもまとめ読み派です♪ 心理描写が難しくてとても悩んだので、すごい嬉しいです！ これからもそう思っていただける作品が描けたら...愛をもって妄想します^^* (2016年7月29日 12時) (レス) id: 419c4fb267 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuyu
| 作者ホームページ：https://twitter.com/6y0u0y2u?s=09
作成日時：2016年6月11日 12時
