背中合わせ ページ43
・
・
気持ちが変わったといえば
変わったのかな？
話したことですっきりしたとか、
そんなんじゃないけど……
私のこと、ちょっと知られてしまった事で
壁？みたいなものは、なくて。
・
次の日も、
その次の日
またその次の日も
ジェジュンは同じように、ここにいて。
それだけでいいや、って思ってて。
帰ってきたら
迎えてくれて。
同んなじものを食べて。
話をして。
ただそれだけ。
・
夜寝る前、私がピアノを弾くと、
ソファーに座って、耳を傾けてくれる。
優しいメロディを奏でようかな？
ジェジュンには、そんな音が似合う。
・
今日はソファーで、ジェジュンは何か書いてるから
隣、のぞき込んでみた。
｢韓国語……わかんないけど
丸っこい字……｣
笑ってる。
｢歌詞？｣
JJ｢そう｣
そっと、小さく口ずさんでくれた。
｢ピアノで作ってるの？｣
JJ｢うん、Aがいない間にね？｣
｢ふーん、どんな歌詞？｣
JJ｢まだ考え中だから秘密｣
｢けち……｣
また、笑って
続きを口ずさみながら
ソファーの上、横を向いて
自分の膝に楽譜を置いて、そこに書いてる。
私に背中を向けたから、
その丸まった背中とうなじと後頭部、
じっと見つめてみる。
綺麗な声に、耳を澄まして
その背中に、私も背中をあわせて座った。
顔は見えないけどね？
微笑んでるでしょ？
歌声でわかる気がするよ。
言葉もないし、
私が寄りかかって、背中をくっつけてることにも
何の反応もしないけど
それが何だか嬉しくて。
自然に、受け入れてくれてるのかな？って
そんなこと考えた。
背中合わせで感じたのは
そこから伝わるあったかさと
ジェジュンを作る体内の鼓動？
言い方へんだけど……
人間らしい人で。
触るとあったかい人で。
私とは違って……
大きな背中は……
男の人だ、ってこと。
｢わっ！｣
突然立ち上がるから、
寄りかかってたまんま、
ソファーに仰向けに倒れた……
｢ひどい！ビックリするじゃん｣
JJ｢重たくて(笑)｣
｢……失礼｣
上から私を覗く顔に
もしかして私……
顔が……赤いかもしれない、って思った。
また、ほっぺたをつねられて
子供扱い……？
・
・
あれ？
おかしい……
起き上がって、
キッチンに向かうジェジュンの背中から
目が離せなくなる……。
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yuyu(プロフ) - JYJ★LOVEさん» ラブちゃんありがとうございます♪ えー…(*´∀｀)←笑ってごまかす(笑) 何か生まれてるはずです！それは信じて？ｗ ピアノと歌声が繋いでくれますよ、きっと^^* 次章もジェジュンさんに期待してくださいねっ( ￣ー￣ )ゞﾋﾞｼｯ (2016年5月26日 1時) (
レス) id: 4d972c27e8 (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - alexisさん» アレさんありがとうございます♪ 終わりが見えると何か始まる予感？しますね(▼ω▼) 成り行きの、寄り道のつもりが…いつのまにか大切なものを指先に灯してしまったヒロインちゃん。幸せになってほしいと心から思います(；▽；) (2016年5月26日 1時) (レス) id: 4d972c27e8 (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - mimiさん» mimiさんありがとうございます(；▽；)休憩時間、終わりますね…長いようで振り返るとパッと消えてしまう儚い時間だったのでしょうか……二人に幸あれ！です^^*次章もよろしくお願いします♪ (2016年5月26日 0時) (レス) id: 4d972c27e8 (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - リオさん» リオちゃん、ありがとうございます♪ 手を繋いで歩く事に意味があるなら、ジェジュンは恋…ではないのかな？(；＿；) だけども穏やかな自然の流れできっとじんわり感じてるはずです^^* 二人が隣を歩く日がいつか来ますように！ (2016年5月26日 0時) (レス) id: 4d972c27e8 (このIDを非表示/違反報告)
JYJ★LOVE(プロフ) - ねぇちょっとジェジュンさん？手繋いどいて恋愛感情全くないとか言わないよね？←素でいいそう(笑)思わせ振りな態度なんかしちゃってヒロインは蕾が芽吹いちゃいましたけど？(笑)責任取ってよね？ジェジュンさん！(笑)2人の共演楽しみ♪2章お疲れ様でしたー！ (2016年5月25日 20時) (レス) id: 4e2f0409f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuyu
| 作者ホームページ：https://twitter.com/6y0u0y2u?s=09
作成日時：2016年5月4日 1時
