今夜、逢ってしまったから… ページ29
｢……ジェジュンさん？
大丈夫ですか？｣
電話で席を立ったジェジュンさん。
戻ってきて
すごく、悲しそうな顔をしてた。
一人ぼっちみたいな顔……
DVDで、
キラキラとした笑顔を向けてたジェジュンさん。
その姿と、
今のジェジュンさん
どっちが好きかって言われると、
もちろん、笑ってる方がいい。
だけど……
ざわざわと、こころが揺れるのは
こっちのジェジュンさんかなぁ。
どうしたのかな？
なにか、あったのかな？
なんて、
すごく、気になってしまうから。
JJ｢大丈夫、ごめんね？
せっかく会えたのに、そろそろ行かなきゃ
雨宿り、ありがと？｣
立ち上がって、
ハンガーにかけたジャケットを持って。
ソファーで眠ってたジェーンを
優しくなでた。
JJ｢さっきさ、横断歩道でね？
Aちゃんの顔は見えなかったんだ。｣
｢…え？｣
JJ｢目の前から歩いてくるジェーンが
俺のこと、じっと見つめてくれてさ。
気が付いたの。
Aちゃんかもしれないって。
ジェーンに感謝しなきゃ！
じゃないと、たぶん、普通にすれ違ってた。｣
…
そんなこと、
言わないでください。
普通にすれ違ってたほうが、
よかったかも。
だけど……
｢私も…本当は今日、夜勤だったんです。
だけど先輩が、夜勤変わって欲しいって言うから
あの時、あの時間に、横断歩道に…｣
JJ｢ほんと？
じゃぁその先輩にも感謝しなきゃね？｣
玄関まで、
ジェジュンさんと一緒に歩いて。
靴を履いて、
振り返った。
JJ｢ありがとう、会えて嬉しかったよ？｣
｢………私もです！｣
JJ｢…………うん｣
｢……………｣
お互い、
数秒、沈黙して。
私は、考えてる。
どうすればいいかな……
ジェジュンさんは、
どうすれば、また……ここに来てくれるかな。
こんな経験、全くない私には、
うまいことば、見つからない。
｢あの！｣
JJ｢ん？｣
｢……さみしくなったら、私、慰めますから！｣
JJ｢……え？｣
｢ジェジュンさんが好きな時に来てください！｣
JJ｢…………｣
・
驚いた顔をしたジェジュンさん。
だけど、すぐに優しい顔になった。
JJ｢……そんなこと、
男に言ったらダメだよ？(笑)｣
｢…………｣
ぽん、って
頭に手が乗っかって。
JJ｢Aちゃんだけは、絶対ダメ、
そんなこと、他の男に言うなよ？｣
その言葉だけ、
残して…
ドアが閉まった
・
・
閉まったドア、見つめて。
大変な人を、
好きになっちゃった……
そう思った。
綺麗だから、触れたくなった*JJ*→←そのままでいて *JJ*
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yuyu(プロフ) - mippoさん» あらー！こちらにも！( ；∀；)ありがとうございます！yuyuも読み返したくなり、書く前に読みました^^* 一生懸命で、グッときてしまいました←自分で(笑) 素敵な恋、ですねー♪ありがとうございましたっ！( ；∀；) (2016年12月6日 9時) (
レス) id: 419c4fb267 (このIDを非表示/違反報告)
mippo(プロフ) - yuyuさん！モアモアを読みながら、また最初から読みたくなっちゃいました〜！楽しい嬉しい大好き！前に読んだはずなのにまたドキドキわくわく！１日24時間では足りませんなっっっ！ (2016年12月6日 3時) (レス) id: a7e39cfc90 (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - JYJ★LOVEさん» フルボッコしましょうか？？ｗｗｗｗていうか、たぶん今、荒れてるはずですよ、ハナのインスタｗｗｗｗ きっと、消すんじゃないかな？？(▼ω▼)いやー、どうだろ？ さて、次章で確認してみて下さい〜(▼ω▼) (2015年9月19日 12時) (レス) id: 4d972c27e8 (このIDを非表示/違反報告)
ひろ(プロフ) - yuyuさん» 無いよぉぉぉぉぉ(T0T)あんなのに引っ掛からないか心配する。 (2015年9月19日 12時) (レス) id: 7e1fad6f3e (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - yuukaさん» ありがとうございます^^* はい、作者の好きな、こまやかな描写、じれったくなりますよねぇヽ(；▽；)ノ も少しお付き合いお願いします^^* (2015年9月19日 12時) (レス) id: 4d972c27e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuyu
| 作者ホームページ：https://twitter.com/Yumicky0210?s=03
作成日時：2015年7月14日 1時
