待ち合わせ ページ8
・
明日の朝イチには会議があるみんなとは、
早め解散。
私はもう朝早く出勤しないんだなぁ
なんて思ったら少し寂しいな。
最後の挨拶。
長く話すと止まらなくなっちゃうから。
笑って、頑張ってきます！って。
深々と頭を下げて、
お世話になりました！と伝えると
やっぱり涙が出ちゃった。
・
笹野「帰るの？もう。」
三上「怒られるよ？彼に(笑)
早く帰らなきゃ！」
「怒んないです(笑)
笹野くん、三上さん、ありがとうございます！」
三上「改まって〜…泣いちゃうよ。」
笹野「まだ日本にいるだろ？一ヶ月。
今度秋山さん、日本に来るんだって。」
「知ってる！その時会おうよ！
三上さんも来てください！」
三上「ほんと？行く行く！また会えるね！
ユチョンさんも誘ってよ？」
「え？(笑)いやー…どうかな。
言えたら、誘ってみます(笑)」
三上「絶対ね〜！」
笹野「帰るか、駅まで一緒だろ？」
「あ、私寄ることがあるから。」
ニヤニヤしてる三上さん(笑)
「違いますよ？ちょっと、一人で飲み直します(笑)思い出に浸りたくて。」
・
二人と別れて向かったのはあのバー。
待ち合わせはしてない。
けど、もしかして？
なんて。
一人でも本当に来るつもりだったけど。
まさかね。
ちょっと賭けみたいな感覚で？
1時間前くらいにメッセージを送ったんだ。
�爐澆鵑覆畔未譴討�ら、あのバーで一人で飲もうかなって思ってる。10時半くらいかなぁ
そのあとはタクシーで帰る
心配しないで？ちゃんと帰るから ��
ふふ(笑)
わざわざ、時間まで送ってさ(笑)
来て欲しいって、ばればれ？
既読になってるけど返事はない。
いる、に飲み代賭けよう
もしいたら、ご馳走してあげなきゃだもん
こんな一人遊びでも楽しいなんて。
私、ユチョンに会えるのすごく楽しみだったんだな。
いなかったらがっかりして(笑)
会いに行っちゃいそうなテンション。
・
22時半を少し回って、バーの扉を開けた。
ﾏｽﾀｰ「いらっしゃいませ」
カウンター席は一人知らない人がいる。
周りのテーブル席もユチョンらしき人はいない。
カウンターに座ろうとしたら
ﾏｽﾀｰ「今日はそこじゃないでしょう？」
「………え？」
顔が、にやけちゃった。
奥の仕切りへ。
ﾏｽﾀｰ「お待ち合わせでしょ？」
「んー、待ち合わせはしてないです(笑)
偶然？あー運命……ですかね？」
マスターは笑った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 518人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yuyu(プロフ) - alexisさん» ものすごい久しぶりのコメレスになってしまいごめんなさい泣 途中の話の下書きたちを載せようとして、懐かしいものに手を出していますw この話のユチョンが好きですw またのんびり終わりに向けて更新していきます！ (2023年2月12日 0時) (
レス) id: a7961dfcbd (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - yuyuさん» と、リアルと妄想を混ぜてみましたww ヒロインが新しく旅立つまでの間は、きっと蜜月のようなのかなぁ…ちょと勝手に決めちゃうヒロインだけど、それは仕方なくて…ちょっぴり切ないですょね…そんな気持ちも自分の中に吸い取っちゃうユチョンかな？… (2022年2月27日 23時) (レス) id: fb104a6d4e (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - yuyuさん» 馴染みのバーにも行けなくなって久しい私です← カウンターに1人で座って待ち人待ちをして…なかなか来ないなぁと思ってたら携帯が鳴る…『ごめん！まだ抜けられそうにない！』焦る声に時計を見ると『あら、2時間待ってた…』うん、ユチョンを2時間待つわ…多分www (2022年2月27日 23時) (レス) @page9 id: fb104a6d4e (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - alexisさん» 弱音さえ愛の告白と捉えてくれたなら幸せでどんどん弱音とか愚痴とか言っちゃいそー私ならw 愛ですね！うん、熟年カップルらしさ出てるwジェジュンとヒロインちゃんとはまた違うこちらのカップルも好きでしたー！書いてて思い出してきますw (2022年2月10日 20時) (レス) id: a7961dfcbd (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - yuyuさん» 弱音は愛の告白かぁ……愛だぁ…２人の間で交わされる言葉にくすぐったいけど、ちゃんとお互いを想う気持ちが伝わって来ますね…話している言の葉は多くなくても少ない訳じゃない。熟年カップル？w (2022年2月10日 6時) (レス) id: fb104a6d4e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yuyu
| 作者ホームページ：https://twitter.com/6y0u0y2u?s=09
作成日時：2022年2月4日 0時
