一人じゃなかった ページ40
｢大切だよね、そういう場所っていうか。
時間……かな。｣
ユチョンが、どこで何してるかわかんないし、って
さっき私は言ったけど。
今、ここで過ごしてるユチョンの事を想像すると
少しだけ、触れた気がした。
彼氏、だけど……
ユチョンはユチョンで。
韓国で、ううん、世界で…かな
向き合ってるんだ。
YC｢ま、ダラダラしてるだけの時もあるけどね(笑)
一人は寂しくてすぐ家に帰ったり。｣
静かだけど
今はもう、変な緊張感はない。
単純だけど、ユチョンをひとつ知ることが出来たから。
｢………最近はよくここに来てたの？｣
YC｢Aに会いたいな、って思うと
なんかね、一人になりたくなって。｣
｢なんで？｣
YC｢Aは一人で頑張ってるから
家族もいないでしょ？
いつも一人で頑張るから。
俺も、一人になって考えたくなる。
Aのこと。｣
｢……………｣
YC｢だから、一人でここに来るといつもAの事考えてたよ。｣
｢…………そっか、あー……もう、ダメだね。｣
涙が零れて……
｢………会いたかったよ、
寂しかったし、苦しくて……
だけど、頑張ったよ｣
・
・
ごめんねって
ちゃんと、聞こえたかな。
胸の中で、
子供みたいに泣いた。
・
・
一人で頑張ったわけじゃない。
ユチョンも一人で私を想ってくれてたなら
私は、一人じゃなかったってことだよね。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 500人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yuyu(プロフ) - alexisさん» リアルでもそうだし！同じ時間を過ごしていて、彼らには彼らの時間があり、普通に生きててｗ 当たり前の奇跡をたくさん貰っていますが。都合よくなんてないですよ〜！誰でも良いことを望み、悪しき行いは自分に返ります(▼ω▼) (2018年11月18日 11時) (
レス) id: 9d76bf7c73 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - yuyuさん» ３人との流れていた同じ時間…。交差していた時間。 奇跡ですねーこの世は奇跡の連続かもしれないけど、だいたいが気付かないものw 良くない奇跡は気付かないで過ぎてほしいですねー？良い奇跡により多く気付く事が出来ますように！えへへ、都合よろし？ (2018年11月18日 0時) (レス) id: d8faaba8f4 (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - alexisさん» ヒロインの孤独や、今まで一人で夢に向かって頑張ってきた信念は曲げずに！ユチョンと出会い恋をして、弱さを知り愛を知り、変わっていく中でも持ち続けた夢はやはり強いな、って思います^^* ユチョンも負けんなよ〜！！ユチョンの方が寂しがりかもだし…^^* (2018年11月17日 17時) (レス) id: 9d76bf7c73 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - yuyuさん» 羨ましいなぁ……やりたいことに向かって決心をして、頑張って道を歩き始めたヒロイン…目的がある道は決して楽ではないと思うけど、目標があるっていいなぁ…と。何より健康で目標に向かって歩き続けられますように！そして、いつか――！ (2018年11月17日 16時) (レス) id: d8faaba8f4 (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - alexisさん» もうもう！まさにそうなんですよー！(笑) きちんとした約束って時に残酷な感情を生んだりするし……ｗ この二人には、あまり似合わないかな、って。。だけど信じ合う。気持ちが繋がっていたら大丈夫だと思える何かに守られていてほしいですね^^* (2018年11月15日 20時) (レス) id: 9d76bf7c73 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yuyu
| 作者ホームページ：https://twitter.com/6y0u0y2u?s=09
作成日時：2017年4月10日 9時
