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『大毅、これそっちに入れるの忘れてない?』
重「あ!それ探しててん!」
引っ越しに向けて部屋の片付けを始めた
仕事の忙しさにかまけてほとんど手ぇつけとらんかったからAに手伝ってもらっとる
同じ日に引っ越すわけやない
先にAが引っ越してその1週間後に俺も引っ越すことにした
『じゃあこっちは閉じちゃうね』
重「ありがとうー」
Aはめちゃくちゃ要領がいい
サクサク片付いてくことにびっくりするわ
重「ちょっと休憩しようやぁ」
『そうだねぇ。お茶でも飲もっか』
重「こっち来て」
『え?喉渇いたんだけど』
重「俺も渇いとる」
『大毅の分も持ってくるよ』
なんでわからんねん
重「もー!ええからこっち来てやぁ」
『子供みたい』
呆れたように笑いながらこっちに来て正面に腰を下ろした
『なに?』
重「したい」
『は?あ、片付けをしたいのね。しましょう』
重「違うってぇ!」
『今しなきゃいけないのは片付けです』
重「……してくれたら倍頑張れる」
『そんなわけないじゃん絶対寝ちゃうもん』
重「Aはな?」
めっちゃ嫌そうな顔するやんけ
重「だって会えたの久しぶりやん」
『そうだね』
重「Aもそんな格好してるからあかんねん」
俺のTシャツ着て、でかいからって袖は肩まで捲り上げとるし膝上の短パンやし
『あかんくないし。とにかくちょっと休憩しよ?ね?』
おあずけくらってもうたなぁ
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作者名:うー | 作成日時:2021年9月7日 21時