検索窓
今日:5 hit、昨日:6 hit、合計:71,353 hit

176 ページ31

『大毅、これそっちに入れるの忘れてない?』



重「あ!それ探しててん!」






引っ越しに向けて部屋の片付けを始めた




仕事の忙しさにかまけてほとんど手ぇつけとらんかったからAに手伝ってもらっとる



同じ日に引っ越すわけやない




先にAが引っ越してその1週間後に俺も引っ越すことにした





『じゃあこっちは閉じちゃうね』



重「ありがとうー」





Aはめちゃくちゃ要領がいい



サクサク片付いてくことにびっくりするわ





重「ちょっと休憩しようやぁ」



『そうだねぇ。お茶でも飲もっか』



重「こっち来て」



『え?喉渇いたんだけど』



重「俺も渇いとる」



『大毅の分も持ってくるよ』






なんでわからんねん





重「もー!ええからこっち来てやぁ」



『子供みたい』






呆れたように笑いながらこっちに来て正面に腰を下ろした






『なに?』



重「したい」



『は?あ、片付けをしたいのね。しましょう』



重「違うってぇ!」



『今しなきゃいけないのは片付けです』



重「……してくれたら倍頑張れる」



『そんなわけないじゃん絶対寝ちゃうもん』



重「Aはな?」





めっちゃ嫌そうな顔するやんけ





重「だって会えたの久しぶりやん」



『そうだね』



重「Aもそんな格好してるからあかんねん」




俺のTシャツ着て、でかいからって袖は肩まで捲り上げとるし膝上の短パンやし






『あかんくないし。とにかくちょっと休憩しよ?ね?』



おあずけくらってもうたなぁ

177→←175(過去)



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (129 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
488人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:うー | 作成日時:2021年9月7日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。