年上彼女との日常4［赤］ (ページ23)

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店内に入りメニューを見ていた時やった

「あ、やば」

『どうしました？』

「トラブルがあったみたいで、すぐ戻ってこいって」

重「は？」

「すまん！昼飯は2人でゆっくりどうぞ！」

『あの、大丈夫ですか？うちの方も関わっていたりします？』

「それはないです！すみませんご心配おかけして。じゃあしげ、またな！Aさん、本日はありがとうございました！」

嘘やな

こいつの顔がにやけてもうてるわ

2人になってもうた……

『あの……どう、しましょうか』

重「えっ」

『まだ注文していませんし、このまま出ますか？』

重「Aさんが良ければこのままここで飯食いたいっす」

『……わかりました』

注文を済ませ料理が届き、食べている最中もずっとお互いに無言やった

食べ終わっても沈黙が続いとる

『すみませんでした』

重「何がですか？」

『重岡さんがへこんでいたと聞きました』

あいつ言うたんか……

『告白を一度お断りした時点でもう連絡を取り合うこと自体やめておけばよかったんです。それなのに重岡さんとのやりとりが楽しくて、日常の一部にしてしまっていたんです』

重「それ、俺も一緒です』

『でもまた告白をされて、こわくなりました』

重「こわい？俺、ストーカーみたいでした？」

ご飯の帰りについていってもうたしな……

『違います。自分の気持ちの変化に気付いてこわくなったんです』

どういうことや？