年上彼女との日常4［赤］ (ページ17)

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重「じゃあ次俺が作ったの流してもいいですか？」

『はい、どうぞ』

PCデスクの方へ向かい操作をする

どんな反応してくれるんやろ

緊張するわ……

イントロが流れ、それから曲終わりまでAさんは何も話さず歌詞カードを見とった

『これ……本当に重岡さんが？』

重「そうです。どう、でした？」

『そうですね……』

Aさんからの感想はどれも嬉しいものばかりでめちゃくちゃ嬉しくなった

重「じゃあこれも聴いてみて欲しいです！」

『重岡さんが作ったのはこの曲だけじゃないんですか？』

重「何曲かあるんすよ」

スマホをAさんの前に置き曲を流す

重「歌詞も見られるんで」

『ありがとうございます』

その曲を聴いとる時もAさんは無言やった

重「これで終わりです」

『やっぱり言葉選びがすごくお上手ですよね』

重「ありがとうございますぅ」

もうほんまに嬉しい！

スマホを回収しようと腕を伸ばしたのと同時にAさんが振り向いた

重「あ」『あ』

顔の距離がめちゃくちゃ近い

キスしたい……そう思ってもうて顔をさらに近付ける

『警察呼びましょうか？』

重「え！嘘！ごめんなさい！」

急いで距離を取る

『ふふっ。敵をやっつけるための呪文みたいですね』

そこ笑うとこちゃう！！