年上彼女との日常4［赤］ (ページ13)

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『そうなんですね』

重「あの！別にやましい気持ちとかはないです！」

『はい？』

重「Aさんには俺がどういう仕事をしてるのか知って欲しくて」

『アイドルの……』

重「まぁ、それはそうなんやけど……色々やってるんすよ」

バラエティでの出来事やドラマの話をした

『体張ってるんですね……全然そんなイメージなかったです』

重「俺ら基本なんでもやるんで。あとはこれです」

新作のアルバムを差し出す

『あの、本当に良いんでしょうか？』

重「いいんです。この中に俺が作った曲があるんすよ」

『えっ。曲まで作られてるんですか？』

重「そう、っすね」

新鮮な反応に嬉しくなる

『ありがとうございます』

その後は料理を食べてお酒も飲みながら話をした

Aさんの好きなこと、苦手なもの

俺の好きなこと、苦手なもの

この時間だけでAさんのことを少しだけ知れたと思う

『あの、そろそろ……』

重「あ、もうこんな時間なんや……」

『アルバムをいただく代わりに今日は私に支払わせてください』

重「いやいや！そっちの方が高くなるやん！俺が払うんで」

『でも』

重「じゃあアルバムのお礼に感想を聞かせてください！」

『それだけじゃ……』

重「いいですから！ね？」