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全員での収録が終わり
次の撮影場所へ向かう
車中でスマホを見るとAからメッセージが届いている
”食べに来た”
その一言と昨日テレビでやっていた巨大パフェの写真
これ食べたいって本気やったんか
神「あ、これ！」
重「え？」
神「ごめん見えてもうた。これ昨日テレビでやっとったパフェやない？」
神ちゃんも昨日のやつ見てたんか
重「食べに行ったらしいわ」
神「彼女さん？」
重「女子はよくこんな甘ったるそうなん食べられるよなぁ。神ちゃんもか」
神「これはとてもじゃないけど1人で食べられる量やないよ」
お？
おっとっと……？
Aは誰と行っとるんや？
今日は仕事やし職場の人か？
神「しげとは食べに行けへんやろうし友達と行ってるんちゃう？」
俺の考えてることがわかったのか
神ちゃんがフォローし始めた
重”ほんまに食べに行ったんか。1人でよく食えるな？”
誰と行ってるのかなんて聞けんし、かなり遠回しに何人で行ってるかを聞き出してみる
すぐ既読がつく
”まさか！1人では食べられないよ。職場の先輩と来てる”
スプーンを加えたAの写真も送られてきた
幸せそうな顔しとるわ
思わず口元が緩む
小「可愛いやん」
小瀧が後ろから覗いとった
重「おい何見とんねん」
小「見えたんや」
重「そこからやと覗こう思って立ち上がらんと見えへんやろがい」
小「ええやん別に減るもんやないし」
神「俺も見たい」
仕方なく神ちゃんにも見せる
神「ほんまや、可愛いやん」
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作者名：うー | 作成日時：2021年7月4日 12時
