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172(重岡) ページ23

この3人のペースについてったら潰れてまう…




『大丈夫?』



重「ん」



『そろそろ帰ろうかな』



中「タクシー呼ぼか?」



『うんお願い』



重「いや、大丈夫」



『歩けるの?』



重「うん。ちょっと眠いだけやから。外歩きたい」



『わかった』



桐「無理そうやったらすぐタクシー呼びや?」



『うん。そうする』




財布を出そうとしたら中間さんに止められた




中「気ぃつけてな」



桐「また月曜になー!」



『うん。ありがとう』



重「ごちそうさまでした」





Aの後ろを着いていき店を出る





重「手ぇつなご」



『いいよ。はい』




差し出された手を掴み並んで歩く




『大毅の手ってかわいいよね』



重「もうちょいゴツゴツした男らしい手が良かったな」



『これでいいよ』



重「好き?」



『うん』





くすぐったいわ



こんな会話シラフじゃできん…




繋がれてる手を見るとAの指先が目に入る





重「あれ、色変えた?」



『何の?』



重「爪」



『よく気付いたねぇ』



重「見せて」



『帰ったらね』



重「家行ってもええの?」



『来たいですか?』



重「行きたい!!!」





どうせ家まで送ってくしそのまま部屋に上がろうとは思っとったけど




『勢いがいいね。酔いは?具合悪かったりしない?大丈夫?』



重「全然平気!」



藤「しげ?」





突然目の前にイケメンが現れた





重「え、流星?」



藤「何してんねんこんなとこで…って、デートか。こんばんは」



『こんばんは』



重「お前こそここで何しとんねん」



藤「飲みの帰り」



重「へぇそうかぁ。じゃ、また」



藤「待て待て。ここであったのも何かの縁やし飲みに行かん?Aさんも一緒に」

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作者名:うー | 作成日時:2021年7月3日 12時

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