理想の話４［赤］ (ページ17)

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166(重岡) ページ17

Aと桐山さんと合流ししばらくするとAは車の中で寝てもうた

桐「A寝たやろ？」

重「え、あ、はい」

桐「車の揺れが気持ちよくてすぐ眠くなってまうんやって。子供みたいよな」

俺の知らないAを桐山さんは知ってるんや

重「桐山さんはAのこと好きやったりしませんよね」

桐「俺ぇ！？まぁ好きやけど恋愛感情ではないかな。なんでも話せる兄妹みたいな感じやな」

とりあえず安心した

桐「俺は、ってことは淳太く、中間さんがどう思ってるのか気づいてるっちゅーことよな？」

重「名前でも誰かわかるんで普段呼んでる通りに言ってもらって大丈夫っす。まぁそうっすね。Aから聞いてますしあの日迎えにいった時の感じでも察したんで」

桐「あの時の淳太くん、バチバチに牽制しとったもんなぁ！」

重「Aを離すつもりは無いですから」

桐「それは淳太くんに直接言いや」

次会うのは打ち合わせの時やけど

仕事中に言うのはな

桐「今日の夜淳太くんも呼んで4人で飯でも行くか？」

重「そんな急で大丈夫なんすか？」

桐「Aと重岡さんが居る言うたら多分くるわ」