もしもの日常(虹)3 (ページ20)

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1本目の収録が終わって楽屋に戻ってきた

しげは淳太と話しててAはトイレに行ってるらしい

小｢なぁしげ。これまで通りAに絡んでええの？｣

しげはきょとんとした顔で見てくるし

淳太も何言うてんねんみたいな顔してくる

重｢別にええけど。なんで？｣

小｢俺普通にAに抱きつくやん。気使ってやめた方ええかなぁとか思って｣

重｢別に気にせんでも｣

中｢意外と心広いんやな｣

ほんまか？

じゃあなんでさっきあんな顔してたん？

重｢Aがやめろって言うたらやめた方いいしそうじゃないなら変える必要ないけどな｣

小｢ほんまやな？｣

重｢ほんまやって｣

じゃあ遠慮なくくっついたろ

そう心に決めてすぐAが戻ってきた

『お腹空いたぁ。神ちゃんお菓子持ってる？』

神｢あるでー。どれがいい？｣

『え、待ってこれ私が好きなやつ！』

神｢1袋だけ残っててん。食べてもええよ｣

『えー！ありがとう神ちゃん！』

神ちゃんの背後から抱きついたあと座ってお菓子の袋を開け始めた

振り返ってしげの顔を見ると瞬きもせんとじっとAの方を見とった

『美味しいなぁ。神ちゃんも1つどうぞ』

神｢ありがとう｣

『こちらこそやって。なぁ美味しくない？』

神｢美味い。また見つけたら買っておくわ｣

『ありがとう！神ちゃんほんま好きやわぁ』

いい雰囲気すぎん？