プライベートなお話(srpk) (ページ10)

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6(藤崎) ページ10

盛大にため息をつかれた

北「仮にそうだとして藤崎さんにどう関係するんですか？」

藤「ただ少し気になっただけです。はぐらかされると余計に気になってしまうといいますか…」

北「用件はそれだけですか？」

藤「はい…すみません呼び止めてしまって」

北「それでは失礼します。お疲れさまでした」

藤「お疲れさまでした」

仮にそうだとしてってことはどういう…

肯定？否定？

又「そういう話苦手なのよね北脇くん」

藤「又坂さんは知ってらっしゃったんですね」

又「藤崎ちゃんと同じく偶然2人でいるところを見かけたのよ。遠くからだったけど北脇くんの表情を見た時に彼女ちゃんね、ってすぐわかったわよ。それで話しかけに言ったらいつもの北脇くんに戻っちゃってね」

又坂さんはその時のことを思い出したのか楽しそうに話し続ける

又「それでも少し動揺してて可愛かったわぁ。彼女ちゃんも可愛らしいけどね」

藤「そう…なんですね」

又「何？ちょっと残念だった？」

藤「え！いえ！北脇さんが彼女さんといる時とか想像つかないなぁって思ってるだけです！」

又「週末に見かけたんじゃなかったの？」

藤「後ろ姿だけだったので」

残念なんてそんな

図星…ではないはず…