プライベートなお話(srpk) (ページ6)

今日:25 hit、昨日:2 hit、合計:103,386 hit

2 ページ6

南「北脇とどう？会えてる？」

『なかなかですね。週末は会いましたけど向こうも忙しいみたいで』

会社を出ようとしたところで後ろから話しかけてきたのは彼と同期であり私の先輩でもある南さん

たまにこうやって私たちのことを気にかけてくれる

南「今日もし予定無かったら飯でも行く？」

『それはバレたら後々面倒なことになるので遠慮しておきます』

南「ははっ！それもそうだな」

『南さんは今日はもう帰るんですか？』

南「うん。たまには早く帰るよ」

ご飯には行かないけれどなんとなく一緒に帰ってるこの状況

この場に彼が現れたらたぶんすごく嫌な顔するんだろうな

そんなことをうっすら思いながらも並んで話しながら歩く

南「あ」

『はい？』

南「あの子…」

『あの子？』

南さんの視線の先には可愛らしい女の子

『南さんの彼女ですか？』

南「いや、違うよ」

彼女の方も気付いたのか笑顔で小走りで近寄ってくる

藤「南さん！お久しぶりです！」

南「久しぶり」

ペコッとお辞儀をされてこちらも会釈をする

藤「あの、すみません…お邪魔して…」

南「邪魔？…あ、何か勘違いしてる？」