検索窓
今日:23 hit、昨日:36 hit、合計:103,420 hit

15 ページ43

目が覚めたら彼の腕の中にいた


昨日は南さんと飲んでいたはずで


帰りは…あれ…どうやってここに?


お風呂も入ってないなぁ


彼の腕から抜け出しシャワーを浴びた


タオルを拝借し髪を乾かす前にリビングに戻る



『あ…』


北「おはよう。二日酔いは?」


『ちょっとだけ頭が痛いけど…どうして私はここにいるんでしょうか…?』


北「やっぱり覚えてない」


『あの…あー…えへ』


北「これ見て」



そうして見せられたのは私が映っている動画だった


南さんの声がするしなんか飲んでるしこれ…



『昨日の…?』



恐る恐る聞いてみる



北「そう。覚えてない?」


『なんとなく勢いに任せていろいろ言っちゃったなぁっていうのは思い出せるけど…こんなことを言った記憶はちょっと…これフェイク動画とか』


北「なわけないだろ」


『消そう今すぐに』


北「消したところで俺の記憶からは消えないけど」


『そう…だよね記憶力いいもんね!』



焦りすぎて変な汗が出てきた



北「ちょっと話そう」


『あ、いやぁ…帰るね!仕事行かなきゃ!お邪魔しました!!!』


北「待って」



腕を掴まれ逃げられなくなった



北「今日は土曜。話そう。嫌だも帰るも禁止」


『無理』


北「無理も禁止」



逃げ場が無くなった

16→←14(北脇)



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (121 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
345人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:うー | 作成日時:2023年5月2日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。