止めてくれた言葉 ページ12
今年の夏、
3人で飲んだ帰り
けんちゃんが家に泊まりに来ることになって
またけんちゃんのノリで？
夏らしい事しようって、コンビニで花火を買った。
その時も、都内だと場所が無いから
わざわざ私の最寄り駅まで
ジェジュンくんも来てくれてさ。
で、ここに来たんだよね。
いい大人なのに、
子供みたいにふざけて。
けんちゃんからの花火の攻撃を避けてる
ジェジュンくんは、煙が目に染みるって
涙目だった。
それ見て、笑ったんだ。
ジェジュンくんも、笑ってた。
・
JJ「もうすぐ冬だね」
「うん、そうだね」
今、誰もいない夜の公園は
寂しい。
ふと、視線に気が付くと、
真っ直ぐな瞳。
JJ「……俺に、出来ることあるか……
わかんないけど。
なんかあったら、言って？」
「あぁ、けんちゃんのこと？
うん、私が勝手に疑ってるだけだし。
信じてみたい気持ちもあるんだ(笑)
だから、中途半端にジェジュンくんに相談しちゃってごめんね？
けんちゃんと、気まずくならないでね？」
また、困ったように、笑って
JJ「んー……どうだろ(笑)
本当なら、兼を殴るかもよ？」
「えぇ？やだ、似合わないよ？そういうの」
JJ「……Aちゃんが、
嫌がることはしないよ、大丈夫
ちゃんと自分で決めて。」
「………うん」
自分で……か。
うん、そうだね。
JJ「結局は、付き合ってる同士しか
解決できないことだから。
俺は、何にもできなくてごめんね」
・
・
そんなことないよ、って
言おうとしたけど
何だかすごく、悲しい顔をしたから
言えなかったんだ。
・
・
家の前、
バイバイってしたあと、
帰ってくジェジュンくんのスラッとした背中、
見送ってたら、
私のほう、振り向いて、
戻ってきた。
目の前、背の高いジェジュンくんを、見つめて。
JJ「Aちゃんは、自信もっていいんだよ？」
「………え？」
JJ「自分のせいで、とか
自分なんか、とか……
思い詰めてるなら、違うから。
そんなことで、自分で自分の価値
下げる必要なんてないからね？」
「……うん、あり、がと」
うなずくと、泣きそうになって
けど我慢した。
だって、
私は自分のこと、嫌いになりそうだったから。
それ、止めてくれた言葉。
JJ「またね？」
私のほっぺを、つまんで
イタズラっぽい笑顔、残して。
勇気、くれたのかな？
向き合う、勇気。
・
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yuyu(プロフ) - まおさん» ありがとうございました^^* 出会った瞬間から恋、同じですね！なので、ちょっとヒロインちゃんと同じ未知の気持ちで書いてるので、不安です（笑） 気が付く時、いつもの関係はどうなっていくのかなーと…想像してます^^* (2016年3月12日 10時) (
レス) id: 4d972c27e8 (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - alexisさん» ありがとうございました^^*いい加減行動に表れてくれないと進まないので（笑）サンキュ、あったかい友情の曲ですよね(T^T) 側にいてくれて、ありがとうって言いたくなりますね*° ﾊﾞｶﾁｬﾗｽｗ ほんとにすいません（笑） (2016年3月12日 10時) (レス) id: 4d972c27e8 (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - JYJ★LOVEさん» ありがとうございました^^* 2章は雰囲気をころっと変えて、お届けします！（笑）←え。安心してください！向いてますよ！←あれ、安村？ (2016年3月12日 10時) (レス) id: 4d972c27e8 (このIDを非表示/違反報告)
まお(プロフ) - 1章おつかれさまでした(*^^*) 私も…出会った瞬間から恋タイプの人なので(笑) ヒロインちゃんと友達ジェジュンの、友情から恋に変わっていく様子をドキドキしながら読んでます(*^^*) こーゆう恋もあるんだね☆ 続きも楽しみにしてます！ (2016年3月11日 20時) (レス) id: 1c6e35b59e (このIDを非表示/違反報告)
alexis - yuyuさん» いよいよ気持ちが、行動に表れるのでしょうか…？次章をお待ちしています！ふたりのそれぞれの気持ちがわかるから、じれったいやら切ないやらﾊﾞｶﾁｬﾗｽやら…。ｻﾝｷｭ…温かな優しい友情の歌と感じてました…いつもいつでも側に…(;;)ジェジュン (2016年3月11日 15時) (携帯から) (レス) id: a9a57b86ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuyu
| 作者ホームページ：https://twitter.com/Yumicky0210?s=09
作成日時：2016年2月17日 1時
