先輩、好きです。 (ページ13)

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大学対抗のﾊﾞﾚｰ大会。

男女関係なしという珍しい大会。

モテモテの彼ら。

マサさんとか明らかに顔が笑ってない。←

女子「ライン交換しない？」

柳「ラインとかだるいし。」

女子「山内くん～。」

山「ちょっと見下ろすの辛いかな。」

女子「健太郎くん！」

高「zzz……」

女子「石川くん～。」

石(無視)

やるなぁなんて思ってたら私の前にも…。←

女子「ﾏﾈｰｼﾞｬｰさんですよね！私、憧れてるんです！」

『有り難う～。』

笑顔で返す。

これが私の大人な対応。←

女子「この子、石川くんのために彼氏と別れたんですよ～。」

知らねーよ。←

『え、すごい。』

石「Aさ～ん、ちょっと来て。」

『ちょっと待ってなさいー。』

グイッ

女の子に腕を掴まれた。

女子「私も行っていいですか？」

爪が食い込んで痛い。

『うん、いいよ。』

めんど。←

石「Aさんﾃｰﾋﾟﾝｸﾞ手伝っ……

女子「石川くんだ～！かっこいい！！」

石「ﾃｰﾋﾟﾝｸﾞお願いし……

女子「ｲｹﾒﾝ～！」

石「あのうっさいんだけど。」

こわ……。

石川くんは見事に追い返した。

『ふぅ……どこ貼る？』

石「あ、ここで。」

そのあとマサさんのも手伝う。

マサさんの前にしゃがむ私。

ｷﾞｭｯ

いきなりだきよせられた。