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『う〜寒っ。』



ニットだけど風が冷たい。



行き付けの美容院に行く。



『ちょっと赤っぽくしてください〜。』



美和「はいよ〜。」



ここのオーナー、美和さんは姉的存在。



いつも相談に乗ってくれる。



美和「A、恋してるの?w」



『ええっ?』



美和「そうゆう顔してるよ?w」



『……美和さんには敵いません。w』



美和「年上?」



私は全部話した。



美和「じゃあさ、どっちとも付き合わなければいいんやない?」



『あぁ!それは気付かなかった。』



美和「そうすればどっちも傷付かないでしょ。」



『たしかに……。』



いつのまにか、私の髪の毛は赤っぽく染まっていた。



美和「はい、できたよ。」






外に出ると私は決心した。



ちゃんと断ろうって。

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作者名:亞呂 | 作成日時:2015年10月28日 14時

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