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くじで決められたバンドと課題曲を割り当てられて、人生初めてのバンドのメンバーと顔を合わせて、一旦解散。
音楽室の席に戻って改めて配られた楽譜に目を通す。
うん、これくらいならすぐできそう。
千葉「あ、これになったの？」
『うっわ、』
集中して譜読みしてると、突然耳元で千葉先輩が話しかけてきた。
なにそれ笑って笑うけど、いやびっくりするわ
とも「Aのバンドだけギターやばいのにしといた」
私の前の席を引いて座りながら、中村先輩がとんでもないことを言う。
千葉「え、だよねぇ？これ普通に難しい」
『なんでそんなことすんですか！』
とも「えーだって、A何でも弾けちゃうでしょ」
『んん、そんなことは』
とも「謙遜はよくなねぇな」
ただでさえ仮入部のあの一件でみんなに引かれてるところがある。
まず今も他の人たちの視線が痛い。
千葉「ところでAって何でこの部活入ったの？」
『え、なんですかそれ？ギターでバンドやりたいからじゃないですか』
とも「あ、じゃあマジで夕闇目当てじゃないんだ」
おっと、それを言われると少し心が痛い。
とも「まぁ、会場でみたことはないなぁーとは思ったけど」
『？？？』
けいじ「A以外の女子、みんな夕闇目当てじゃないですか？なんて」
メンバーとの顔合わせが終わったのか、けいじくんが隣にきた。
とも「それもそれで…まぁ、真面目にやってくれたら、なんでもいいけどね俺は」
千葉「こやさんはうるさそう笑」
けいじ「たしかに笑」
とも「けいじ、わかんないところあったら、みんなに教えてやってね。俺一人だと無理だから」
けいじ「了解です。っていっても、みんなともやさんに教えてもらいたいですよ」
あ、そういえば
『けいじくん、中村先輩って…』
けいじ「ん？ああ、ともやさん中学の部活の先輩！」
『へぇー！何部？』
けいじ「野球部」
とも「俺がベース貸して、けいじもベース始めたんだっけ」
けいじ「そんな感じです笑」
二人をまじまじと見ていた私の視線に気づいた二人が何？と首を傾げる。
『髪、けっこうのびるんすね。坊主から』
とも・けいじ「うるせぇ」
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なぁ(プロフ) - sugarさん» sugarさんありがとうございます！ちょっとずつになってしまいますが、更新頑張らせていただきます！ (2020年5月26日 14時) (
レス) id: 07945c6d2e (このIDを非表示/違反報告)
sugar(プロフ) - この作品大好きなので更新嬉しいです！頑張ってください(^^) (2020年5月26日 0時) (レス) id: 7499d23657 (このIDを非表示/違反報告)
なぁ(プロフ) - ゆあさん» ゆあさんありがとうございます！更新ゆっくりになってしまうと思うのですが、完結目指して頑張ります！！ (2020年5月15日 11時) (レス) id: 07945c6d2e (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ - めっちゃ面白いです！凄く好みの作品と出会えてめっちゃ嬉しいです……!更新楽しみにしてます！！ (2020年5月14日 4時) (レス) id: 63d592213e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぁ | 作成日時：2020年4月8日 23時
