5限目！ ページ6
.
.
.
仮入部期間も終わって、今日から本格的に軽音部の活動が始まる。
仮入部期間中はずっと軽音部にいたから、もう軽音部に入った気になってたけども…
けいじ「A、部活いくでしょ？一緒に行こう」
放課後、教室を飛び出しそうになった私をけいじくんが引き止めた
『うん！あ！けいじくん楽器持ってきたんだねー！』
れい「お、けいじのそれはベース？」
けいじ「そう、れいちゃんも音楽聴くの？」
れい「ううん。全然。こいつにベラベラ喋られてたら、いやでも覚えちゃったわ…」
『こいつって！いやって！』
れい「はい私バイトいきまーす」
れいちゃんは私から逃げるように昇降口に走っていってしまった。
れいちゃんはハンバーガー屋さんでバイトを始めたらしい。
正直、私と話しててもニコリともしないれいちゃんが接客って…とは思ったけど、怖すぎて本人にはいえない。
けいじ「いこっか」
『う、うん！』
____________…
とも「お、きたねー」
『来ないわけないじゃないですか〜！』
にち「とりあえず適当に座っててね」
部活を始める前になにやら話があるらしく、私たち新入部員は空き教室に集められていた。
程なくして小柳先輩が黒板の前に立った。
小柳「入部おめでとう…つーのも、なんか変だけど、おめでとう！」
周りを見渡すと最初の70人からずいぶん減って20人になっていた。
その20人も仮入部期間中見た顔ばかり。
こんなもんなのかなー
小柳「んで、これから新入生には、仮バンドってのを組んでもらって、課題曲をこなして、2ヶ月後、ライブしてもらう」
『え！？いきなりライブ？！』
小柳「そう、いきなりライブ。なんとなーく入ってもバンド組めなくてなんとなーく幽霊部員になられちゃ困るから、とりあえず組んで、とりあえずライブしてみて、軽音部ってこんなもんってのをやってみてほしいから、こういうことをやるわけ」
『けいじくん知ってた？』
ざわつく教室の中、
小声で隣にいるけいじくんに聞く。
けいじ「あ、うん。��ともやさん��に入部前に聞いちゃってた」
『え？』
ともやさん？入部前？
とも「はいお前らとりあえずきけー」
けいじくんの発言に疑問が多くて聴きたかったけど、中村先輩の鶴の一声でまわりは静まってしまって聞けずじまい
.
.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 63人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なぁ(プロフ) - sugarさん» sugarさんありがとうございます！ちょっとずつになってしまいますが、更新頑張らせていただきます！ (2020年5月26日 14時) (
レス) id: 07945c6d2e (このIDを非表示/違反報告)
sugar(プロフ) - この作品大好きなので更新嬉しいです！頑張ってください(^^) (2020年5月26日 0時) (レス) id: 7499d23657 (このIDを非表示/違反報告)
なぁ(プロフ) - ゆあさん» ゆあさんありがとうございます！更新ゆっくりになってしまうと思うのですが、完結目指して頑張ります！！ (2020年5月15日 11時) (レス) id: 07945c6d2e (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ - めっちゃ面白いです！凄く好みの作品と出会えてめっちゃ嬉しいです……!更新楽しみにしてます！！ (2020年5月14日 4時) (レス) id: 63d592213e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なぁ | 作成日時：2020年4月8日 23時
