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SideA


正門へ行くとたくさんの女子に

囲まれている高木先輩がいた。


……声かけづらいな。


雄也「あ、Aちゃん!」


高木先輩が私を見つけてこっちへ向かってきた。


A「あ、えっと……」


きっ、気まずい……。

女子の目線がマジで痛い。


雄也「俺、この子と帰るから」


と、女子たちに言って私の腕を掴んで走り出した。





しばらく走って高木先輩は止まった。


雄也「ごめんねAちゃん。腕痛くなかった?」


A「あ、はい。全然大丈夫です」


雄也「そっか、よかった。

この後予定ある?」


A「いえ。ありませんけど?」


雄也「せっかくだし、どっかに遊びに行かない?」


A「え、いいんですか?」


雄也「うん。っていうかAちゃんと行きたい」


A「はい!」




近くのオシャレなカフェに来た。


雄也「Aちゃん、なに食べたい?」


A「ん〜……じゃあフレンチトーストで」


雄也「わかった。

すみませーん」


「はーい。あ、雄也じゃん」


雄也「よっ薮くん」


A「お知り合いですか?」


雄也「うん。俺と同じ中学だった薮宏太。

ここでバイトしてるんだ。

この子は藤田Aちゃん」


宏太「初めまして。

なに?雄也、彼女?」


雄也「バカっ!ちげーから!////」


宏太「はいはい(笑)

で、ご注文は?」


雄也「フレンチトーストと

ハンバーガーセット」


宏太「りょーかい」


薮さんはカウンターの奥へ行った。


A「同級生の方がバイトしてたんですね」


雄也「そうそう。たまにここに来るんだ」


A「高木先輩ってお友達想いなんですね」


雄也「いやいやいや(笑)そんなことないよ」

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アイラブユー - 高木君イケメンだしカッコいいし彼氏にしてみたいなぁ〜溿 (2021年3月23日 16時) (携帯から) (レス) id: 63b7d0fc4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:山田瑠奈 | 作成日時:2018年2月11日 1時

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