episode32 ページ33
夢主side
次の日
今日はスリーライツの3人が1日警察署長ということで、警察署に来ている。
…3人とも忙しくって…
貴「……」
暇である。
ここに来るまでもぐっすり眠ってたから少しお散歩したい気分なんだけど…
1人で出歩いたら3人にすごい怒られそうな気もする。
歌って踊るアイドルなのに、こんな仕事もするなんて
本当に人間のお仕事って大変なのね。
3人を怒らせるようなことはしちゃダメだ、と自分に言い聞かせて私は机に伏せてまた目を閉じた。
星野「おーい、A」
貴「あら、星野くん」
星野「また寝てたのか?本当に心配なくらい寝てるけど大丈夫か?」
貴「大丈夫よ。さっきは退屈で寝てしまったの」
星野「悪ぃな;」
貴「いいの、仕方ないもの」
少しすると休憩に入ったらしい星野くんが話し相手になってくれた。
いつもはあんまり思わないけど
こうしてみるとファイターの時と違って男らしいわ、星野くん。
最近学校でうさぎちゃんや美奈子ちゃんたちに、“イケメン”っていう言葉を教えてもらったの
星野くんたち3人はそのイケメンというものに分類されているようで。
地球には色んな言葉があるんだなぁ、ってちょっと興味が湧いたの。
星野「なんだよ?そんな俺の顔まじまじと見て。やっぱり俺って、Aが見惚れるほどカッコイイか?」
貴「そうね。思わず好きになっちゃうところだったわ」
星野「え…/////」
星野くんの問いかけに頷くと、彼は顔をポッと赤らめて停止してしまった。
貴「冗談よ」
星野「な、なんだ驚かすなよ;まあ別にそれでもいいけどな」
今度は開き直ってお得意のアイドルの笑顔で私の手を握った。
全く調子がいいのは、ファイターの時と変わらないんだから。
星野「そうだ。Aもずっとここにいたら退屈だろうし、散歩でも行くか」
星野くんに手を引かれるまま、私は席を立った。
何気ない毎日…
いつこれを失うことになるのかも分からない状況だけど
星野くん達がいることで少し心が安らぐ。
貴「その格好でお散歩に行くの?」
星野「おう!この格好、かっこいいだろ?」
貴「ふふっ…はいはい、かっこいいわよ〜」
星野「おい!珍しく冷たいぞ?!」
貴「さあさあ行きましょ〜」
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星に丸猫(プロフ) - REIRAさん» そんなにお言葉を頂けて嬉しいです!クライマックスまでしっかり描かせていただきます!お力になれていたようであればそれは私にとっても幸せです!これからも楽しんでいただけるよう頑張ります!! (8月7日 4時) (レス) id: e7dbc7b552 (このIDを非表示/違反報告)
星に丸猫(プロフ) - ここねさん» 一緒ですねうれしい!!よっし!頑張りますよ〜! (8月7日 4時) (レス) id: e7dbc7b552 (このIDを非表示/違反報告)
REIRA(プロフ) - 娘と一緒に小説を拝読させていただきました。すごくドキドキそして、涙が娘も止まりませんでした。私事なのですが普段娘は、小説などを読んでも意思表示がなく途方に暮れてました。なので娘が泣いたり、ドキドキする小説に巡り合えてすごくうれしく思っております (8月4日 23時) (レス) @page3 id: 042df472d9 (このIDを非表示/違反報告)
REIRA(プロフ) - 私も、日常的に、小説を書くのですが、なかなかうまくいかないのとアンチが多く落ち込む時がありますが、作者様の小説を拝見させて頂き凄く元気を頂いております。 (8月4日 23時) (レス) id: 042df472d9 (このIDを非表示/違反報告)
REIRA(プロフ) - 最後になりますが、お体には気を付け更新頑張って下さい。心から応援しております。こんなながながとした文章申し訳ありません。では失礼致します. (8月4日 23時) (レス) @page3 id: 042df472d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星に丸猫 | 作者ホームページ:
作成日時:2023年7月1日 5時