episode16 ページ17
夜天side
貴「夜天くん〜…ごめんねって」
夜天「怒ってないよ」
貴「でも、うさぎちゃん達と喋ってた時の夜天くん怖かったわよ?」
夜天「…それはいいの。」
貴「女の子には優しくしないとダメよ、夜天くん」
Aと手を繋いだまま、校門で待ってる2人の方に向かう。
Aは朝のあの静かさとは逆にルンルンしてて…
なんかそれもちょっと嫌。
だってあの女子たちじゃAのこと、理解出来るはずないし
馴れ合う意味って何って感じ。
夜天「あの子たちじゃ君にはつり合わないよ…(ボソッ」
貴「なにか言った??」
夜天「なんでもない。行こ」
Aの手をギュッと握り直した。
星野「お、戻ってきた」
大気「無理やり連れてきたりはしてないですよね?」
夜天「……知らない」
大気「………」
星野「A、楽しかったか?」
貴「うん。今度お休みの日にみんなで遊ぼうねって約束したのよ」
星野「よかったな!楽しみができたな(ナデナデ」
貴「ウフフッ^^*」
その後、コンサートのリハまで大気にしばらくお説教されたけど
Aがずっと手を握っていてくれたから珍しく素直に聞けてた気がする。
リハ後…
貴「…スー…スー…」
夜天「また寝てるし…」
僕たちのリハが終わる時にはまたAは眠っていた。
夜天「A、帰るよ?」
貴「…ん…お仕事おわったの?」
夜天「うん、また寝てたの?」
貴「ふぁ〜…うん、眠くって」
夜天「大丈夫?」
貴「大丈夫よ^^さ、帰ろ………(フラッ」
夜天「A!」
立ち上がった所でふらついたAの体をすぐに支えた。
Aは、ヘラヘラと笑っていて、
これ以上は聞かないでって顔してて
僕は大丈夫?って、言葉さえもかけられずにいた。
なにか隠してるんだね。A。
自分の体…どこかおかしいって感じてるんでしょ…?
どうして話してくれないの
そんな悲しい目をしてるのに…
もっと力になれるはずなのに…もっと頼ってもいいんだよA
夜天「A」
貴「………」
夜天「…帰ろ」
貴「うん!」
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星に丸猫(プロフ) - REIRAさん» そんなにお言葉を頂けて嬉しいです!クライマックスまでしっかり描かせていただきます!お力になれていたようであればそれは私にとっても幸せです!これからも楽しんでいただけるよう頑張ります!! (8月7日 4時) (レス) id: e7dbc7b552 (このIDを非表示/違反報告)
星に丸猫(プロフ) - ここねさん» 一緒ですねうれしい!!よっし!頑張りますよ〜! (8月7日 4時) (レス) id: e7dbc7b552 (このIDを非表示/違反報告)
REIRA(プロフ) - 娘と一緒に小説を拝読させていただきました。すごくドキドキそして、涙が娘も止まりませんでした。私事なのですが普段娘は、小説などを読んでも意思表示がなく途方に暮れてました。なので娘が泣いたり、ドキドキする小説に巡り合えてすごくうれしく思っております (8月4日 23時) (レス) @page3 id: 042df472d9 (このIDを非表示/違反報告)
REIRA(プロフ) - 私も、日常的に、小説を書くのですが、なかなかうまくいかないのとアンチが多く落ち込む時がありますが、作者様の小説を拝見させて頂き凄く元気を頂いております。 (8月4日 23時) (レス) id: 042df472d9 (このIDを非表示/違反報告)
REIRA(プロフ) - 最後になりますが、お体には気を付け更新頑張って下さい。心から応援しております。こんなながながとした文章申し訳ありません。では失礼致します. (8月4日 23時) (レス) @page3 id: 042df472d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星に丸猫 | 作者ホームページ:
作成日時:2023年7月1日 5時