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episode12 ページ13

星野side






結局、Aはずっと寝ぼけたままで


着替えは大気が手伝って、髪は夜天がやって


俺は今。Aをおんぶしたまま登校している。






貴「スー…スー…」



夜天「ずっと寝っぱなしだね」



星野「あぁ…」



大気「授業では、起きていてくれるといいですが」






俺たちが歩いていると、周りの女子たちはいつものキャーっていう声をあげずにヒソヒソ…としていた


多分、Aのことを見て何か話してんだろうな。


誤解されないように説明しなきゃな…






愛野「ちょっと待って…ど、どういうこと?!」



木野「せ、星野くんがおんぶしてるのって…あの子だよね?」



水野「え、えぇ…」



愛野「どういうことよォ!なんであの転校生が星野くんにおんぶされてるの?!しんじらんなぁーい!!」



月野「あ、ほんとだ。Aちゃんだ!体調でも悪いのかな?」



水野「うさぎちゃん、気にするのはそこじゃないと思うわ^^;」






なんて声も聞こえてるけど、
今はAを寝かせといてやりたくて

騒ぐお団子たちにシーッと口に指を当ててみせた。



そんな俺たちにお団子達は顔を見合せて、
教室に入ったところで声をかけてきた。







木野「Aちゃん、どうかしたのかい?」



水野「学校中、すごい噂になってるわ」



星野「眠いみたいでさ、寝かしておきたいんだ。わりぃな」



月野「体調悪いわけじゃないんだね。良かったぁ」






Aを席に座らせて、お団子たちに事情を話した。


小さい頃からの知り合いで帰る場所がないからしばらく一緒に住むことになって
マネージャーの仕事もしてもらってるって、ね。





愛野「幼馴染みだったんだね。でも、…帰る場所がないって…」



水野「美奈子ちゃん、あんまり聞かない方がいいんじゃない?…ほら、言いにくいこともあると思うし」



愛野「そ、そうよね!ごめんなさい!」



星野「い、いや;大丈夫」






むしろ、これ以上は聞いてこないでくれ;






夜天「A、学校ついたよ。起きてよー」



貴「…ゥゥ…んー…あさ?」



大気「もう学校ですよ。水分しっかり取っておいてくださいね、これを渡しておきます」



貴「うん〜…」






大気から飲み物を受け取ると今度はそれを枕にして机に伏せた。

また寝るのかよ;






月野「Aちゃんってすごい寝坊助さんなんだね」



星野「ま、まぁな;」

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星に丸猫(プロフ) - REIRAさん» そんなにお言葉を頂けて嬉しいです!クライマックスまでしっかり描かせていただきます!お力になれていたようであればそれは私にとっても幸せです!これからも楽しんでいただけるよう頑張ります!! (8月7日 4時) (レス) id: e7dbc7b552 (このIDを非表示/違反報告)
星に丸猫(プロフ) - ここねさん» 一緒ですねうれしい!!よっし!頑張りますよ〜! (8月7日 4時) (レス) id: e7dbc7b552 (このIDを非表示/違反報告)
REIRA(プロフ) - 娘と一緒に小説を拝読させていただきました。すごくドキドキそして、涙が娘も止まりませんでした。私事なのですが普段娘は、小説などを読んでも意思表示がなく途方に暮れてました。なので娘が泣いたり、ドキドキする小説に巡り合えてすごくうれしく思っております (8月4日 23時) (レス) @page3 id: 042df472d9 (このIDを非表示/違反報告)
REIRA(プロフ) - 私も、日常的に、小説を書くのですが、なかなかうまくいかないのとアンチが多く落ち込む時がありますが、作者様の小説を拝見させて頂き凄く元気を頂いております。 (8月4日 23時) (レス) id: 042df472d9 (このIDを非表示/違反報告)
REIRA(プロフ) - 最後になりますが、お体には気を付け更新頑張って下さい。心から応援しております。こんなながながとした文章申し訳ありません。では失礼致します. (8月4日 23時) (レス) @page3 id: 042df472d9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:星に丸猫 | 作者ホームページ:   
作成日時:2023年7月1日 5時

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