届かない恋心２

love70** --side優太-- ページ28

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チャイムがなった。




今頃、体育館では始業式をやっているだろう。




俺と神宮寺は 屋上にいる。




いわゆる、さぼり。









優太「俺、一応 優等生なんだけどー(笑)｣




勇太「じゃあ優等生ごっこは今日でやめるんだな｡｣




優太「ごっこ ってなんだよ(笑)｣




勇太「知ってんだよ。 岸の過去｡｣




優太「何言ってんの？(笑)｣




勇太「中学の時 荒れてて有名だったんだろ。


どうりで名前 聞いたことあると思ったんだよ｡


束縛癖もあって、そのせいで彼女と別れたらしいね｡｣




優太「…誰から聞いた？｣




勇太「(人2)｡｣




優太「なんで(人3)と知り合いなの!?｣




勇太「(人1)と遊ぶからって うちに来たことあるから。


んまぁ 今は友達かな｡｣




優太「…てか、話ってそれ？


神宮寺に関係なくね(笑)｣




勇太「関係なかったら


始業式さぼってまで話してない｡｣




優太「じゃあ なんの話だよ｡｣





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勇太「そんなやつに(人1)は渡せねぇってこと｡｣





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