届かない恋心２

love61** ページ19

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幸せ…




幸せ…




幸せすぎて にまにましちゃう。









昨日の夜のメールで




入学式の日に一目惚れした って聞いて




それが嬉しくて半日以上にやけてる。









もう夕方の５時をまわった。




勇太 まだ帰ってこないのかな？




出かけちゃってもいいかな？




鍵 持ってるよね…。









花火 見に行こっと。




一人だけど。




浴衣…着なくていいや。




下ろし立ての白いワンピを着て 家を出た。




一人で花火大会なんて… 寂しすぎる。




一応 彼氏もちなんだけどね！ そこんとこ重要!!









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会場に着いた頃には、辺りはもう真っ暗だった。




一人で屋台まわるのも なんか恥ずかしいし…




昨日 花火を見た場所に向かう。









普段は 普通の公園。




小さい頃、よく勇太と遊んだところ。




目立つ場所にあるわけじゃないから




近所の子もあまり遊びに来なくて




二人だけの場所 って勝手に決めてた。




他の人が来ると




勇太はいつも怒ってたっけ(笑)









(人1)「着いたー。 疲れた(笑)｣









座って 花火が上がるのを待つ。









今年も勇太と見たかったな…。









彼女ができたからって




なんで私と来らんないわけ？




私は、優太くんがいても




勇太と普通に接することできるのに




勇太はできないの…？









(人1)「勇太のばか…｣





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？「ばかはそっちだ｡｣





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